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ふれあいトーク フリースクール 「楽校にじいろのはな」の皆さんと(2024年9月11日)

ページID:0122924 更新日:2024年9月20日更新 印刷ページ表示

 

日 時: 2024年9月11日(水曜日) 13時30分 ~ 14時30分

場 所: 市長公室

参加者: フリースクール楽校にじいろのはなの皆さん(生徒6名)

懇談の概要

 地球環境問題について日頃から考え、様々な活動をしているフリースクール 「楽校にじいろのはな」の生徒の皆さんから、ごみ問題をテーマに、市に取り組んでもらいたいことを提言していただきながら、市長と意見交換を行いました。

 意見交換は次の3テーマで行いました。

 (1)生徒の皆さんの活動発表    (2)飯田市への提案    (3)生徒の皆さん思い

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テーマ(1)生徒の皆さんの活動発表

 生徒の皆さんは、令和6年4月に徳島県上勝町の「ゼロ・ウェイストセンター」を訪問、徹底したごみの分別を行い、80パーセントを超えるリサイクル率を達成している取組を見学した。上勝町では、2003年に「ゼロ・ウェイスト宣言」を行い、町から出る焼却ごみと埋め立てごみをゼロにするという目標を掲げて、ごみの分別と再資源化に取り組んでいる。この取組に触れ、住民の皆さんがごみ問題を自分ごととして捉え、自分で出したごみを最後まで責任をもって処分していることに感銘を受けた。

テーマ(2)飯田市への提案

1 生ごみ出しません袋を全世帯に配布
2 生ごみ処理機器を全世帯に配布(モデル地区からスタート)
3 飯田市におけるゼロ・ウェイスト宣言の実施
4 楽校にじいろのはなと飯田市との環境イベントの共催

テーマ(3)生徒の皆さんの思い

「自分たちが暮らしている地域の環境がよくないと楽しく暮らせない」、「自分たちがごみを拾ってもまた捨てる人がいて、いつまでたっても地域の環境がよくならない」、「環境だけではなく、人の心をきれいにすることも大事」といった思いを抱いている。
地域の環境を良くするためには、「一人の百歩より百人の一歩」の気持ちで、多くの人が行動することが大切。環境改善への一歩を踏み出したい人たちを巻き込んで活動したい。

 

市長から(テーマ(2)飯田市への提案への回答)

1 生ごみ出しません袋の全世帯配布について

 生ごみ出しません袋は、自分から進んで「生ごみを出さない宣言」をした世帯に配布している。生ごみを減らす努力をする世帯に配布するというようにしないと、生ごみが減らないと考えている。今年度は生ごみ出しません袋を先着1,000世帯に配布しているが、その成果や課題を市民の皆さんにお知らせさせていただく。

 

2 生ごみ処理機器の全世帯の配布について

 生ごみ処理機で処理する前に、フードロス削減など、生ごみ自体を減らす取組が大切だと考えている。生ごみ処理機器は、食べ残した生ごみも処理してくれるが、これでは生ごみの発生を減らすことにつながらない。また、生ごみ処理機以外にも方法があるため、市民の皆さんにお伝えして、生ごみを減らす取組を進めていきたい。

 

3 ゼロ・ウェイスト宣言の実施について

 飯田市では平成19年に「環境文化都市宣言」を行っており、ゼロ・ウェイスト宣言でうたわれる内容もこれに含まれている。一方で、この「環境文化都市宣言」を知らない方も多いので、まず環境文化都市宣言を知ってもらい、市民の皆さんに行動を起こしてもらうような取組を進めていきたいと考えている。

 

4 楽校にじいろの花と飯田市との環境イベントの共催

 環境関連のイベントは、年間を通じて様々な事業が行われているので、学校にじいろのはなの皆さんと一緒に活動していきたい。