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ふれあいトーク かたりば不登校を学ぶ会の皆さんと(2025年10月14日)

ページID:0133261 更新日:2025年10月14日更新 印刷ページ表示

 

懇談の概要

不登校の児童・生徒を持つ親の集まり「かたりば 不登校を学ぶ会」の皆さんと交流しました。

不登校を取り巻く様々な状況についてお話しし、中でも学習障害(LD)について詳しくお聞かせいただきました。

 

日時 2025年 10月14日(火曜日)18時15分 ~ 18時45分

場所 川路公民館

参加者 「かたりば 不登校を学ぶ会」のみなさん

市長とかたりばの皆さんとふれあいトークの様子

学習障害(LD)を原因とする不登校について

みなさんから (1)学習障害(LD)

※学習障害(LD:Learning Disabilities):全般的な知的発達に遅れはないが、聞く・話す・読む・書く・計算する・推論する能力のうち特定のものに困難を示す状態をいう。

・こどもの約8%に学習障害等の傾向があると言われており、少ないわけではない。 

・LDのお子さんを持つ方のお話では、こどもにLDの症状があっても、親がそれに気づかないこと、認めたくないこと現状がある。

・その結果、「なぜできないのか」と怒ってしまったり、分かっていても認めたくなかったりするため、こどもが思い悩んでしまう。

・こどもがLDと分かっても、どう対処したらよいか分からない、学校の先生も十分な知識がなく、周囲に相談できる人がいないことなどから困って不登校になってしまうケースもある。

・親の繋がりも少なく、LDや不登校のこどもは一定数存在していますが、保護者同士の情報共有の場がほとんどないのが実情で、その点も課題になっている。

 

みなさんから (2)経済的課題

・こどもが(特に小学校低学年)不登校になると、子どもの面倒を見るために仕事をすることができなくなってしまい、貧困化につながるといった負の連鎖が生まれてしまう課題もある。

要望・お願い

みなさんから

・LD等の障害は、親も学校の先生も知識がなく、親子で悩んでしまうこと多い。しかし同じ経験をして乗り越えた方々がいて、そこには実体験に基づくにヒントがあるため、先人の知恵として行政も協力も得ながら受け継いでいきたい。

・他の地域の事例として、長野市ではSasaland(ササランド)がある。ここは一日の活動は子どもが自分で決められる環境のもと、社会的自立に向けて支援してもらえる場所で、給食費のみ実費負担のほかは無料で利用できるそう。こういった、行きたいときに気軽で安価に利用できる場がこの近くにもあると良い。

・竜丘小学校の中にはコミュニティルームが設置され、地域の住民が学校の空き教室に入るという取り組みが行われている。あいさつや交流を通じて児童の様子を見ているといろいろなことが見えてくるそうです。この活動の中には、泣いて学校に来るこどもをサポートすることもあり、重要なサポート活動だととらえて活動を続けていくとともに、もっと地域の方が子育てにかかわれるようになれたら良い

・不登校の問題は、教育の観点に留まらず、福祉の視点からもこどもたちをサポートする仕組みも充実させてほしい。

 

 市長から

・教育委員会も不登校対策の様々な取組をしている。また、今は不登校であっても、場所を選ばず学べるため、そういう方向のサポートも考えていく。

・また、市では、こどもの成長や発達を振り返って年長・就学に向けて伸ばしたい力を保育園・幼稚園の先生と保護者が一緒に考えていく「5歳児相談」事業を始めている。その中で必要に応じて発達障害のことや相談先を知識として早めにお伝えし、今後、こどもや保護者が抱え込まないように導ける取り組みを行っている。来年度は全保育園・幼稚園で実施予定である。

・LD等はノーマルなことであり、早く気づいて不登校にならない対策が必要と考えている。学校に行きづらいこどもや親の居場所づくりに皆さんの力を貸していただき、進めてまいりたい。