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ふれあいトーク 「飯田の明日を考える会」の皆さんと(2026年2月20日)
日 時: 2026年2月20日(金曜日) 18時00分 ~ 19時00分
場 所: 七里屋茶房
参加者: 飯田の明日を考える会の皆さん
懇談の概要
「飯田の明日を考える会」の皆さんとリニア中央新幹線の開通をを見据えたまちづくりについて意見交換を行いました。

1.中心市街地の活性化について
○参加者の意見
(1)芸能文化の振興
現在は、オーケストラやコーラスなどの音楽文化が中心となっているように感じる。芸能が盛んに行われているまちは魅力的なので、ぜひ、芸能文化を復活したい。
(2)歴史資源の活用と発展
飯田市は御用水などがあり、貴重な城下町であった。最近は、史跡を巡るウォーキングなどに観光需要があるため、VRで飯田城を復元するのはどうか。
(3)動物園需要の波及効果
飯田市立動物園には多くの来場者がいるが、その集客が丘の上全体の活性化に繋がっていない。丘の上全体の活性化や飲食店等の盛り上げに、行政のさらなる協力をいただきたい。
○市長から
(1)旧プール跡地には雨天や猛暑でも思い切り遊べる交流施設の整備検討をする予定。令和8年度には新たな施設の基本構想の策定を進める。
(2)VRによる史跡の復元を史跡巡りやウォーキングを連動させることは付加価値の向上に期待ができる。歴史を活かしたまちづくりの一環として参考にさせていただく。
(3)丘の上全体の賑わいを創出する必要性は感じており、飯田市としても取り組んでいるところ。事業への支援に関しては、店舗を借りる、起業するなどに対しては補助金を交付していることに加えて、ビジネスプランコンペなど、伴奏型の支援を実施している。個人のやりたいことが実現できるまちを目指して施策を進めたい。
2.人口減少対策について
○参加者の意見
(1)魅力発信と地元定着
飯田市の魅力を発信し、例えば、介護・医療分野を起点に、都内から人を呼び込む施策はあるのか。また、飯田市の歴史や文化を子どもたちへ教えることにより、地域愛を醸成し、地元定着率を高めていただきたい。
(2)多世代交流
世代を超えたコミュニケーション、本質的な地域づくりはどのように機能しているか。
(3)児童数が減少する中、この先、小学校の統合があるのか。地区の拠点となっている小学校を子ども中心の視点で考えてほしい。
○市長から
(1)人口減少には、飯田市の構造的な課題があり、高校卒業生の7割が一旦外へ出て、そのうち4割が帰ってくるという構造で約6割が流出している。リニアを見据えた場合、「飯田から通う」選択肢も増えるが、ますは「飯田に帰りたい」と思えるような、まちづくり・人づくりが大切。
地域に当事者意識をもって関わる人材を育てるために子どもたちへ歴史や文化を教える活動は以前から実施しており、そこから実際に誇りや愛着が醸成されているかが課題である。
学生が地元企業を知らない。飯田市にも世界を相手にするような企業があることが伝わっていない。このような地元企業と学生のミスマッチを解消することが必要である。
人口増に対する介護・医療の取組は、この地域で現在以上の医療体制を構築することは難しいと感じている。
(2)飯田市公民館の活動が担っているが、時代の変化に合わせてアップデートしながら取り組んでいる。移住者へも丁寧に寄り添いながら対応している。
(3)小学校の統合については、児童数が減少するから統合するのでなく、子どもの教育環境の最適化を最優先として考えている。保護者や地域の方々と丁寧な議論を前提にが進めていく。

