ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 市長の部屋 > ふれあいトーク「ながの子ども虐待防止オレンジリボンたすきリレー実行委員会のみなさんと」(2021年10月27日)

本文

ふれあいトーク「ながの子ども虐待防止オレンジリボンたすきリレー実行委員会のみなさんと」(2021年10月27日)

ページID:20211027 更新日:2021年10月29日更新 印刷ページ表示

 ながの子ども虐待防止オレンジリボンたすきリレー実行委員会とサポーターのみなさんから、児童虐待防止推進月間に合わせたオレンジリボン運動の活動の状況や課題などについて意見交換をさせていただきました。

 オレンジリボン運動や児童虐待対応ダイヤル「189」の啓発など、社会や地域で支えることで、育児に悩む保護者を助けたり、虐待により傷つく子どもを守りたいという想いを共有しました。

ふれあいトーク

日時 2021年10月27日(水)11:00~12:00

場所 市長公室

参加者 ながの子ども虐待防止オレンジリボンたすきリレー実行委員とサポーターのみなさん

 

懇談の概要

ながの子ども虐待防止オレンジリボンたすきリレー実行委員会の活動経過

みなさんから

  • 2015年 県内の児童福祉施設職員有志による、ながの子ども虐待防止オレンジリボンたすきリレー実行委員会発足、第1回オレンジリボンたすきリレー開催
  • 2016年 第2回オレンジリボンたすきリレー開催、風越登山マラソン(飯田市)他、各マラソン大会での啓発開始、県内各地の役場にて啓発開始、第1回南信州駅伝に有志で参加
  • 2017年 第3回オレンジリボンたすきリレー開催、飯田水引協同組合さま製作水引オレンジリボンバッジ作成
  • 2018年 第4回オレンジリボンたすきリレー開催、ながのオレンジリボンSNSリレー開催、社会的養護啓発プログラム「こどもギフト」記者会見にて、真鍋かをりさん、福田萌さんらメンバーに水引オレンジリボンバッジを着けて頂く
  • 2019年 第5回オレンジリボンたすきリレー開催、アニメ「イナズマイレブン」監督の宮尾佳和さんによるオリジナルマスコット「ホーリン」誕生、飯田地区の公式イベントとして「第4回みなみ信州駅伝」に参加、飯田市上郷地域フォーラムにて啓発講演、飯田下伊那社会福祉士会の学習会にて講師
  • 2020年 阿部知事他、県内タレント、各企業、団体の協力を得た動画を作成、県内の子育ての相談先一覧用紙を入れた啓発ティッシュの配布、設置を開始、飯田東ロータリークラブ定例会にて啓発講演
  • 2021年 長野県推薦枠(飯田下伊那)2名の1人として、東京2021聖火ランナーに選出、橋北公民館「ふれあい講座」にて啓発講演、オンライン189啓発イベント「広めよう!189チャレンジ」初開催(予定)、長野市、松本市、上田市、飯田市で街頭啓発活動実施(予定)
  • 現在、飯田地区では実行委員5名+サポーターによる活動を、協賛企業、協力団体に支えていただいている

活動を通してお伝えしていること

みなさんから

  • 年間約50人の子どもが死亡していること。半数が0歳、その半数が0歳0日である。
  • 虐待は決して他人事ではなく、自分自身の家族含め身近で起こり得ること。
  • 児童虐待対応ダイヤル「189」は全国共通であること。「通報」という意味合いもあるが、それによって支援の手が入り救われる家族もいること。「189」をもっと身近なダイヤルにしたい。
  • 虐待は飯田下伊那地域でも起きており、施設で生活している子どもがいること。または自宅にいながら見守られている子どもや親がいること。
  • オレンジリボン活動は虐待する保護者を責めたい訳ではなく、社会や地域で支えることで、育児に悩む保護者を助けたり、虐待により傷つく子どもを守りたいという想いによる活動だということ。
  • まずは関心を持つこと、知ること、自分に何が出来るか考えること、行動すること。
  • 児童養護施設で生活することは決して不幸なことではなく、「かわいそう」という同情は子ども達が求めていないこと。
  • 虐待予防の様々な活動をおこなっているということを、もっと知ってもらいたい。

 市長から

  • 飯田市としても、虐待防止の活動をしっかりと行っていく。
  • 生きづらい環境にあるお子さんをどうサポートするか、ネットワークを張り巡らせているが、漏れてしまったり、アクセスできない把握できていない方がいるので、啓発は大事だと思っている。
  • 飯田市のこども家庭応援センターゆいきっずでも、いろんな関係機関と協力をして子育て家庭をサポートしているが、虐待は身近でもあり得ることなので、人ごとと思わないで、ということはその通りだと思う。
  • 「189」が、お互いに大丈夫かなと思ったらダイヤルできるうような、使われるダイヤルになっていくと良い。
  • 行政がやらなくてはいけないことはまだまだあると思うので、できることがあれば是非お伝えいただきたい。
  • コロナ禍の中で、飯田市へのいろいろな相談の件数がものすごく増えている。環境の悪さが、子どもに向かうということは容易に想定できる。虐待防止の話は、皆さんにもっと普及し、社会みんなで守っていくという雰囲気を作っていかなければならない。
  • 11月の虐待防止推進月間の市長メッセージ動画を作成しPRする。