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令和4年飯田市議会第2回臨時会 開会市長あいさつ

ページID:202211071 更新日:2022年11月7日更新 印刷ページ表示

令和4年飯田市議会第2回臨時会 開会 市長あいさつ

 本日ここに令和4年飯田市議会第2回臨時会を招集し、新型コロナウイルス感染症緊急対策事業などについてご審議いただきますことに対し、御礼を申し上げます。

 3年ぶりに新型コロナウイルス対策の行動制限のない秋となり、市内では、10月16日に南信州獅子舞フェスティバル、10月23日に天龍峡マルシェ、11月3日に飯田丘のまちフェスティバル、この土日11月5日6日には南信州環境メッセなどなど、数多くのイベントが開催され、コロナ対策が講じられたそれぞれの会場には、大勢の皆さんに訪れていただきました。
 その一方で、コロナ第7波は十分に収束しないままに再び陽性者の増加傾向が見られ、11月4日に長野県は「医療特別警報」を発出して注意を呼び掛けています。
 南信州圏域の感染警戒レベルも5に引き上げられ、飯田保健所管内の10万人あたりの週間新規陽性者は11月4日現在684人と県内でも最も高い状況でありますが、これから年末年始に向け、季節性インフルエンザとのダブル流行を警戒しながら、社会活動・経済活動との両立に改めてチャレンジしていく、そのような局面であると思います。
「正しく恐れ、冷静に行動する」ことが肝要であると考えます。

 本日提案いたします議案は、コロナ第7波のいまだ収まらぬ中、物価高により日々の暮らしに影響が出ている現在の状況に対する緊急対策を中心とした補正予算案のほか、報告案件3件となっております。
 議案第80号令和4年度一般会計補正予算第7号案は、新型コロナウイルス感染症緊急対策事業第15弾として10億900万円余の補正予算を提案するものであり、新型コロナウイルス感染症及び原油価格・物価高騰対策として、国や県による低所得世帯への給付事業に加え、市の生活応援給付金について対象世帯の拡充を行うほか、高校生以下の子ども1人につき10,000円を支給する事業、社会福祉事業者等への食糧費等の一部を補助する事業、きのこ生産者に対し燃料費や電気代の高騰分の一部を補助する事業などを計上したものであります。
 また、新型コロナウイルス感染症オミクロン株に対応したワクチン接種を推進するため、接種体制の強化に要する費用についても計上しております。
 議案の詳細につきましては、後ほど関係部課長から説明いたします。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます

 なおここで、飯田警察署及び(仮称)南信運転免許センターについて申し上げます。
 この件につきましては、10年来の曲折を経た後、今年の3月末に、南信州広域連合として長野県知事及び長野県警本部長に対し要望書を提出していたものですが、去る10月20日、県警本部から南信州広域連合に対し、飯田警察署は風越公園を利用した建替えとし、運転免許センターを併設するとの判断が提示されました。あわせて、県からも県警本部の判断を尊重し対応する旨の判断が示されたところです。
 当地域への運転免許センター設置は、地域の皆さんの長年の悲願であり、県警本部及び県において、設置に向けた方向性が確認されたことは、大変喜ばしいと感じております。
 一方、同時に県から示された「飯田創造館を令和5年度末をめどに閉館する」との方針に対し、戸惑いの声が上がっていることも承知しております。利用者の皆さんの代替施設のあっせんなどについて、市としても最大限協力してまいりたいと考えております。
 今後の対応につきましては、本日の臨時会後に開催する全員協議会でご報告いたしますが、引き続き、南信州広域連合と連携を取りながら、飯田警察署及び運転免許センターの早期建設に向けて最大限、努力してまいる所存です。
 議案の審議と併せ、本件につきましても議員各位のご協力をお願い申し上げ、開会に当たってのご挨拶といたします。どうぞよろしくお願いいたします。

 

※掲出文は原稿ベースであり、実際の発言と異なる箇所があります。