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令和5年飯田市議会第2回定例会 閉会市長あいさつ

ページID:20230202 印刷用ページを表示する 掲載日:2023年6月26日更新

令和5年飯田市議会第2回定例会 閉会 市長あいさつ

 令和5年飯田市議会第2回定例会を去る5月30 日に開会し、本日までの28 日間、本日追加提案いたしました補正予算案を含め、諸案件を慎重にご審議、ご決定いただきましたことに厚く御礼を申し上げます。審議の過程でご指摘いただいた点につきましては、執行に当たり十分に意を配してまいります。
 特に、水道料金の改定をお諮りした条例案につきましては、産業建設委員会においてご決定いただくに当たり付帯意見を頂きました。真摯に受け止めたいと存じます。
 水道料金の改定の必要性について、今般始まった今年度のまちづくり懇談会の中でもご説明することをはじめ市民の皆さんへの広報に努めますとともに、負担軽減策につきましては、年末までにはご提案できるよう、検討してまいります。

 また、既に社会文教委員会協議会ではご報告いたしましたが、今定例会の会期中に、新型コロナウイルス感染症に伴う保育料や副食費の還付につきまして、事務処理の誤りにより一部の保育園に通園する保護者の皆様への還付漏れが確認されました。関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたこと、改めて深くお詫び申し上げます。
 本年3月に市議会全員協議会で職員の不適切な事務処理等への対応をご報告させていただきましたが、その検証を行っていた最中(さなか)に、このような事案が起こっていたということであり、再び市民の皆様の信頼を失うことになり、大変申し訳なく、責任を痛感しております。
 事態を重く受け止め、過日、臨時部長会議を開き、各課において業務フローの再確認と、会計に関する事務については複数で担当し、正確に、かつ遅滞なく行うことを再度徹底いたしました。
 失われた信用は、仕事を通じて回復するよりほかないと考えます。私以下職員一人ひとりが初心に立ち返り、真摯な姿勢で職務に当たる所存であります。

 続いて豪雨災害について申し上げます。
 6月2日から3日未明にかけての豪雨により、市内各所で多数の被害が発生したことは、去る12日の全員協議会でご報告申し上げ、また本日の議案審議の中でもご説明したとおりでございますが、市全体としては小規模なものが多かったことから、土砂の流出や崩落の箇所については排土等の応急措置を行い、道路、河川、水路の機能確保は、概ね完了しております。
 今後は復旧に向けて、国の災害復旧制度の対象となる道路、河川、農地、農業施設について災害査定の準備を進め、順次、工事を発注し早期の復旧に努めてまいります。大規模な被災箇所では、復旧まで長期間を要することとなり、市民の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、関係機関と連携し、一日も早く復旧が完了するよう取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
 なお、天龍峡遊歩道でも土砂崩れが発生し、一部通行止めの措置を継続しております。遊歩道を歩くことを楽しみにしておられる市民の皆様、観光客の皆様にはご不便をおかけしますが、利用が再開できるまで、今しばらくお待ちいただきたいと思います。

 一方、明るい話題としましては、「青崩峠トンネル」が先月26日に貫通したとのニュースがございました。
 2019年4月の本坑掘削開始から約4年の歳月を経て貫通に至ったわけでありますが、三遠南信自動車道全線の中でも最難関の箇所について開通のめどが立ったことを、率直に喜びたいと思います。
 工事に当たっている飯田国道事務所、事業を請け負っている業者の皆さんに敬意を表しますとともに、一日も早い供用開始に向け、工事を進めていただきますようお願いするものであります。
 飯田市としましても、トンネルの開通効果をしっかり享受できるよう、「道の駅 遠山郷」の再整備をはじめ、地域の皆様と一緒にしっかりと準備してまいります。

 最後に、信州大学新学部誘致に関して申し上げます。
 来る7月9日に本年度の信州大学新学部誘致推進協議会総会を開催いたします。
 昨年6月末に信州大学の中村学長がお見えになり、新学部構想について学内で議論を深めるとのお話があってから1年が経ちますが、現在も学内での検討が続いている状況と承知しております。
 この間、大学に対する国の政策には変化が見られ、
 ・喫緊の課題であるデジタル人材の育成については、地方国立大学では大学院を中心に取り組み、その体制が整うまで都内大学の人材育成能力を活用すること、
 ・国の研究力強化のため、科学技術力の飛躍的向上と地域の社会経済の活性化・課題解決に貢献する研究大学群の形成を国として支援すること
 など、文部科学省から新たな方針が示されてきています。
 信州大学の学内における検討も、こうした変化も踏まえて進められていると推察するところです。
 当地域としては、大学側の議論の結果を待つだけでなく、今後の社会変革を見据え、この地域の可能性や新たな価値の創造について様々な視点から検討するとともに、地域の強みや資源を活用し、大学と連携して地域を創っていく「大学のあるまちづくり」を進めていきたいと考えており、来る総会を、このような考えを共有し、発信していく機会にしたいと考えております。議員各位にも、協議会会員として、ご出席いただきますようよろしくお願いいたします。

 先週から今年度の「市長と語るまちづくり懇談会」が始まりました。
 市政に対する市民の皆さんの信頼を取り戻すためにも、「対話と現場主義」という私の政治姿勢の原点に立ち返り、真摯に市政運営に当たってまいります。
 改めて、議員各位の市政に対するご理解とご協力をお願い申し上げまして、本定例会閉会に当たってのご挨拶といたします。
 ありがとうございました。

 

※掲出文は原稿ベースであり、実際の発言と異なる箇所があります。