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令和5年飯田市議会第1回臨時会 開会市長あいさつ

ページID:202305091 更新日:2023年5月10日更新 印刷ページ表示

令和5年飯田市議会第1回臨時会 開会 市長あいさつ

 本日ここに令和5年飯田市議会第1回臨時会を招集し、諸案件につきまして御審議いただきますことに対し、感謝を申し上げます。

 はじめに、去る4月9日に執行されました長野県議会議員選挙において当選されました小池清氏、竹村直子氏、川上信彦氏、早川大地氏に敬意を表し、お祝いを申し上げます。
 4名の県議会議員各位におかれましては、当地域の声をしっかり県政に繋げていただき、長野県の発展、南信州地域の発展に御尽力いただきますことをご期待申し上げます。

 県議会議員選挙の告示日となりました3月31日には、国道153号飯田南バイパスを令和5年度に新規事業化することが国土交通省から発表されました。
 長年要望してまいりました飯田南バイパスが事業化されたましたことは、誠に喜ばしく、ここに至るまでご理解・ご協力をいただきました関係地区の皆さん、国・県ほか関係機関の皆さんに改めて感謝申し上げます。
 今後も、飯田南バイパスの早期完成に向け、関係町村、関係団体と協力してまいります。
 議員各位におかれましても、ご理解ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

 3年以上にわたり猛威を振るった新型コロナウイルスは、昨日5月8日から感染法上の位置付けが2類相当から5類に移行され、国際的にも、5月5日にWHOが「緊急事態宣言」の終了を発表しました。
 すでに、国内においても、インバウンドをはじめ人の往来はコロナ禍前の状況に戻りつつあり、当地域においても、市内各地の春のお祭りが賑やかに開催されました。
 飯田市の関係するイベントも、4月22、23日には「やまびこマーチ」が、ゴールデンウイークには「オーケストラと友に音楽祭」がそれぞれ開催され、多くの皆さんにお楽しみいただきました。
 音楽祭最終日の名古屋フィルハーモニー交響楽団による「名曲コンサート」では、満席となった文化会館大ホールが熱気と感動に包まれ、コロナ禍で抑え込まれていた人々の心が音楽の力によって解き放たれたかのような感覚を覚えました。
 一方、感染法上の位置付けが変わっても、コロナウイルスの性質が急に変わるわけではありません。医療機関や福祉関連施設などにおいては、引き続き細心の注意を払いながらの運営となります。そのことを心に留めるとともに、特に、高齢者の皆さん、基礎疾患のある皆さんには、基本的な対策の継続をお願いしたいと思います。

 それでは、今臨時会に提案いたします案件について申し上げます。
 本日提案いたします案件は、報告案件6件、人事案件3件、予算案件1件の計10件です。
 このうち、報告第5号「令和4年度一般会計補正予算第10号」は、歳入歳出ともに1億3,104万5千円を減額したものです。
 内容としましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に係る各種事業の決算見込に基づく補正や、財政調整基金への積立て等、特に補正が必要となる事業の予算について、専決処分させていただいたものです。
 議案第51号「令和5年度一般会計補正予算第1号案」は、歳入歳出ともに1億1,216万1千円を追加したいとするもので、食料等の物価高騰により特に影響を受ける低所得の子育て世帯に対し、児童1人当たり一律50,000円を給付する、国の「子育て世帯生活支援特別給付金給付事業」に係る予算を計上するものです。
 議案の詳細につきましては、後ほど関係部課長から説明いたしますので、宜しくご審議いただきますよう、お願い申し上げます。

 なお、4月27日に、議会から水道料金改定についての申し入れ書をいただきました。
 市執行部といたしましては、上下水道事業運営審議会が長時間にわたって真摯に議論していただいた答申を尊重し、来る第2回定例会に条例改正案をご提案するべく準備を進めておりますが、議会からいただきました申し入れ書の内容を市民代表としての議員の皆様からの声として受け止め、対応してまいります。

 以上申し上げまして、開会にあたってのご挨拶といたします。どうぞよろしくお願いいたします。

 

※掲出文は原稿ベースであり、実際の発言と異なる箇所があります。