ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 分類でさがす > 市政情報 > 市役所と市議会の概要 > 市議会 市長の部屋 > 令和7年飯田市議会第1回定例会 閉会市長あいさつ

本文

令和7年飯田市議会第1回定例会 閉会市長あいさつ

ページID:202501021 更新日:2025年3月21日更新 印刷ページ表示

令和7年飯田市議会第1回定例会 閉会 市長あいさつ

 令和7年飯田市議会第1回定例会を去る2月27 日に開会し、本日までの23 日間、提案いたしました令和7年度飯田市一般会計予算をはじめとする諸案件につきまして、慎重にご審議、ご決定いただきましたことに対し、御礼を申し上げます。
 審議の過程でご指摘いただいた点、特に附帯決議を頂きました飯田市病院事業会計予算につきましては、十分に意を配して対応してまいります。

 この場をお借りして、いくつかご報告を申し上げます。
 32回を数える三遠南信サミットが、1月 27 日に豊橋市で開催されました。
 議員各位にもご参加いただき、誠にありがとうございました。
 今回のサミットは「地域の強靭化を考える~連携の再確認~」をテーマに、市町村、商工会議所などの代表者に加え、市町村議員の皆様や住民の方など、480人が会場へ参集し、南海トラフ巨大地震をはじめとする災害発生時に、広域連携で対応することの意義や、日頃からの交流の重要性を再認識いたしました。
 3月2日に本坑完成式が行われた(仮称)青崩峠トンネルが開通いたしますと、現在ヒョー越峠越えで40分弱かかるところが7分弱で行き来できるようになるとのことで、静岡県側との交流が活発となることが期待されます。
 本年秋のグランドオープンを目指して整備を進めております道の駅遠山郷かぐらの湯は、信州の南の玄関口の拠点施設であるとともに、三遠地域と当地域を結ぶ交流の結節点となります。
 改めて青崩峠トンネルの一日も早い開通に期待するとともに、道の駅遠山郷「かぐらの湯」オープンに向けて、しっかりと準備してまいります。

 2月25日には、飯田市と中部電力が共同で進めております、脱炭素先行地域づくり事業の主要事業である「飯田マイクログリッド」の運用開始式典を、川路公民館で開催しました。
 今回構築された「飯田マイクログリッド」は、川路地区の一部のエリア内で、「メガソーラーいいだ」を主要電源施設として、災害などによる大規模停電時には、いち早く停電復旧を図る取組みです。
 災害時に停電しない安全なエリアを創出する、国内でも先進的な取組であり、そのノウハウがどう横展開されていくかについても注目されています。
 この事業がエネルギーの地産地消を促進するきっかけとなり、効率よい再生可能エネルギーの利用促進に繋がることで、2030年までのカーボンニュートラル目標が達成できる取り組みとなるよう、引き続き推進してまいります。

 南信州広域連合を構成する14市町村で提案していた「南信州」ナンバープレートは、国土交通省による審査や視認性の確認を経てデザインが決定し、5月7日からナンバーが交付されると発表がありました。
 南信州ナンバーの導入に向けては、これまで飯田青年会議所の皆さんほか関係団体と取り組みを進めてまいりましたが、今後は南信州ナンバーを周知・普及していく段階に入ってまいります。
 市長車をはじめとする市の公用車についても、順次、南信州ナンバーに更新いたしますが、飯田青年会議所の皆さんほか関係者の皆さんと力を合わせて、南信州ナンバーの認知度向上に向けて取り組んでまいります。

 なお、今月18日に飯田市で回収された野鳥の死亡個体に鳥インフルエンザの簡易検査を実施したところ陽性反応が確認されたことから、現在、発生地周辺の野鳥の監視が強化されています。
 今後、遺伝子検査により、高病原性か否かが確定されますが、鳥インフルエンザは、通常、人には感染しないと考えられていますので、市民の皆さんには過度に心配せず、冷静な行動をお願いいたします。

 結びに、今期を最後にご勇退されます議員の皆様、長年にわたり市政発展のために様々な面でご貢献を賜りましたことに対し、敬意と感謝を申し上げます。どうか健康には十分ご留意され、新たな人生を歩んでいただきますとともに、立場が変わりましても引き続き大所高所から市政にご助言を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 また、引き続いて次期を目指されます議員各位におかれましては、市民の負託を得て再び市議会議員としてご活躍されますことをお祈り申し上げます。

 この4月からは「いいだ未来デザイン2028後期計画」がスタートいたします。私自身がその実行の先頭に立って、全力で市政運営に当たってまいりますことを改めてお誓い申し上げまして、閉会に当たってのご挨拶といたします。
 ありがとうございました。

 

※掲出文は原稿ベースであり、実際の発言と異なる箇所があります。