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令和8年飯田市議会第1回定例会 閉会市長あいさつ

ページID:202600323 更新日:2026年3月23日更新 印刷ページ表示

令和8年飯田市議会第1回定例会 閉会 市長あいさつ

 令和8年飯田市議会第1回定例会を去る2月27 日に開会し、本日までの25 日間、提案いたしました令和8年度飯田市一般会計予算をはじめとする諸案件につきまして、慎重にご審議、ご決定いただきましたことに対し、御礼を申し上げます。
 審議の過程でご指摘いただいた点につきましては、十分に意を配して対応してまいります。
 なお、1月の臨時議会において議決いただきました、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金活用事業の『みんなの生活応援商品券』につきましては、関係各位のご協力により、4月上旬から順次、市内全世帯への発送を開始できる見込みとなりました。お手元に届くまで、今しばらくお待ちいただければ幸いです。
 現在、830を超える事業者の皆さんからお申し込みをいただいており、引き続き、取扱店舗の募集も継続しているところです。
この商品券を通じて、ぜひ地元のお店を応援していただきますようお願いいたします。

 この場をお借りして、今会期中に教育委員会が記者会見を開くこととなりました「いじめ重大事態」について申し上げます。
 私としても、被害に遭われた児童が今なお心に深い傷を負い、治療を続けておられる状況を極めて重く受け止めております。暴力やいじめは、いかなる理由があろうとも決して許されるものではありません。被害児童及びご家族が、一日も早く安心して学べる環境となるよう、教育委員会において第三者を入れた「飯田市いじめ問題調査会議」を要綱により速やかに設置し、調査を進め再発防止に取り組んでまいります。
 さらに、いじめ防止対策推進法に基づく「いじめ問題対策連絡協議会」を市長部局に常設するほか必要な対策を講ずるための組織の設置に関する条例案を第2回定例会に提案できるよう準備してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 今会期中には様々な行事が開催されました。それぞれ多くの議員の皆さんにもご参加いただき、ありがとうございました。
 2月28日には、午前中に「農村起業家育成スクール成果発表会」が龍江公民館で、午後には「リニア駅前広場の木造大屋根に関する講演会」がエス・バードで開催されました。
 「農村起業家育成スクール」は、今年度で8年目を迎え、起業に成功した卒業生を数多く輩出しておりますが、今期の成果発表会でも8人の受講生から実現可能性の高いビジネスプランが発表されました。
 今年7月には、講師をお務めいただいている曽根原久司さんの全国の教え子が集う「サミット」が飯田で開催されるとのこと。「地域資源を活用した起業(スタートアップ)」の聖地として飯田が広く認知されることを期待しております。

 リニア駅前広場の木造大屋根に関する講演会には、約300名もの皆さんにご参加いただきました。
 この講演会では、木造大屋根実施設計のデザイン監修を務めていただいている東京藝術大学の北川原温名誉教授による講演、実施設計に携わった皆さんによるパネルディスカッションを通じ、大屋根には地域産木材が活用され、伝統的な木組み工法が用いられること、一般流通木材の活用によりコストは抑制されること、地元の製材・建築事業者による施工を通じ「地域内経済循環」に資すること、そして「大屋根はこの地域の豊かな森林資源や紡がれてきた文化を象徴・体現するものであること」、などが確認されました。
 今後、地域産木材の調達、実物大模型の製作、大屋根を含むリニア駅前広場の管理運営事業体の組成などを進めていくことになりますが、議員各位をはじめ市民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。

 3月8日には、管理不全竹林の整備に取り組む大学生ボランティア団体「IVUSA(イビューサ)」の活動報告会が、飯田で初めて開催されました。
 これまで6年間にわたり、都市部の大学生が継続して飯田を訪れ、竹林整備活動を展開してきた、その歩みや一人ひとりの熱い想いに直接触れる貴重な機会となりました。
 管理不全竹林という地域の切実な課題に関わる活動を続ける中で、取組に共感する地元の高校生や企業の皆さんも加わるようになり、今では参加者が100名を超える、世代や地域を超えた多様な主体を結びつける活動になっていることを、大変心強く感じております。
 今後も、共に地域の未来を考え、行動する「関係人口」「共創人口」として当地域に関わり続けていただくことを期待し、関係を深めてまいりたいと思います。

 3月14日には、「高校生等東北スタディツアー報告会」が開催されました。
竹村議長には、七久里神社はだか祭り保存会会長という立場で、研修生たちの地元研修に御協力いただき、発表会にもご参加いただきました。ありがとうございました。
 今年度から、高校生だけでなく、既に社会人になっている地元の若者にも参加していただきましたが、東日本大震災の記憶がない高校生と消防団活動などの経験を持つ若者とが一緒に学ぶことで、異なる視点から考えることができたのは大変有意義であったと感じる報告会でした。
 地域に暮らす人々がつながっていること、震災の記憶や地域の行事などを次の世代につなげていくことの大切さを、参加者の皆さんが実感を持って語ってくれたことが印象的でした。

 3月15日には、「ムトス飯田学習交流会」が開催され、「地域を想い、自分ができることからやってみよう」と日々活動されている皆さんが一堂に会し、活発な意見交換が行われました。
 各団体の活動内容や団体を構成しているメンバーの年代などはまさに多様で、この交流会での出会いをきっかけに、「化学反応」が起こることを期待するところです。

 最後に、行事ではありませんが、3月20日春分の日の朝、NHKラジオ「マイあさ」を聞いていましたら、三重県の方からのこんなお便りが紹介されました。
「高校を卒業した娘が長野県の飯田に赴任することになりました。飯田の皆さん、右も左も分からない迷える18の娘を見かけたら優しく声をかけてください。」
それに応えて複数の飯田のリスナーから
「お父さん、安心してください。小さな市ですが、気候も温暖、人も温暖です。若い人が出ていくばかりだと思っていましたが、来ていただけるなんてありがとうございます。」
「飯田の人はみんな温かいですよ。」
といった投稿が寄せられていました。
 全国放送で繰り広げられた温かいやりとりにほっこりすると同時に、この気候も人も温かい飯田市のために頑張らなければ、と改めて強く思った次第です。
 市政運営に対し、議員各位の引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げまして、閉会に当たってのご挨拶といたします。ありがとうございました。

 

※掲出文は原稿ベースであり、実際の発言と異なる箇所があります。