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令和8年飯田市議会第3回定例会 閉会市長あいさつ

ページID:202600929 更新日:2026年9月29日更新 印刷ページ表示

令和8年飯田市議会第3回定例会 閉会 市長あいさつ

 令和8年飯田市議会第3回定例会を去る9月2日に開会し、本日までの28 日間、提案いたしました諸案件を慎重にご審議、ご決定いただきましたことに対し、厚く御礼を申し上げます。
 令和7年度一般会計及び特別会計の決算につきましては、委員会及び各分科会において、慎重にご審議をいただき、ありがとうございました。頂いたご指摘・ご意見を今後の事業執行、新年度予算編成に反映してまいります。
 また、水道料金改定をその内容とする飯田市水道条例の一部改正について、慎重にご審議いただき、ご決定いただきましたことに、身の引き締まる思いで御礼申し上げます。
 改めて、安全で安心してご利用いただける水道水を将来にわたって安定して供給することが水道事業の役割であることを肝に銘じ、浄水場や配水池、水道管などの施設を良好に運転管理し、施設の耐震化と老朽施設の更新を計画的に進めてまいる所存です。
 審議の過程で頂いたご意見、先ほど可決された附帯決議について十分に意を配し、来年4月以降の料金改定に向け、水道事業の現状及び料金改定の内容とその必要性について、市民の皆さんにご理解いただけるよう丁寧な広報に努めるとともに、激変緩和策・負担軽減策について来年度予算編成の中でしっかり検討してまいります。

 各地に被害をもたらしたこの9月の秋雨前線に伴う豪雨につきまして、去る9月8日には当市においてもレベル3大雨警報が発表され、土砂崩落、倒木などの被害がありました。伊賀良地区の水路においては、高齢男性がお亡くなりになる痛ましい事故が発生しました。ご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様に深く哀悼の意を表します。
 今年度の「市長と語るまちづくり懇談会」では、防災アセスメント調査の結果をもとに、各地区における具体的な被害想定をお示ししながら、地域の皆さんと意見交換を行ってまいりました。
 市民の皆さんにおかれましては、改めて、日頃からの備えと地域における支え合いの重要性を認識していただきたく、飯田市といたしましても、防災・減災対策の一層の充実に努めてまいります。

 今会期中の去る9月2日、美術博物館の顧問を務めていただいた古生物学者・長谷川善和先生が、96歳でご逝去されました。
 長谷川先生には、今年3月に美術博物館の研究室でお目にかかったばかりで、その時のお元気なご様子を思いますと、この度の訃報は本当に信じられません。昭和63年の美術博物館顧問就任以来、38年の長きにわたり展示・研究・普及活動など多岐にわたりご指導を賜りましたこと、これまでの多大なご貢献に深く感謝申し上げますとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
 現在、美術博物館では、長谷川先生からの寄贈資料を紹介する企画展「古生物学の系譜-鹿間時夫と長谷川善和-」を10月4日まで開催しております。今後も長谷川先生からいただいた貴重な資料を大切に活用し、そのご功績と情熱を後世に伝えてまいります。

 美術博物館では、長谷川先生の企画展の後、10月10日から特別展「田中芳男大博覧会」を開催いたします。
 近代日本の殖産興業を推進し、「日本の博物館の父」と称される、当市出身の田中芳男の没後110年に合わせ、令和5年度にご親族から寄贈いただいた資料の初披露を兼ねて開催するものです。
 激動の時代に日本の近代化をリードした業績と、豊かな知の世界を感じていただける展示となっております。
 10月18日には、鼎文化センターにおいて、作家でクリエーターの「いとうせいこう」さんをお招きし、トークショーも開催いたします。「いとうせいこう」さんは、以前、連続テレビ小説「らんまん」において、田中芳男をモデルとした人物を演じていただいております。
 ぜひ、多くの市民の皆さんにお越しいただき、郷土の先人に対する理解と関心を深めていただく機会としていただければと思います。

 10月4日には、「道の駅 遠山郷」がグランドオープンから1周年を迎えます。
 「塩の温泉」の復活が大変好評をいただいており、令和7年度中の「かぐらの湯」の利用者数は、目標の28,000人を上回る34,000人に達しました。今年度に入りましても、月平均5,000人を超える皆様にご利用いただき、順調に推移しております。
 10月4日当日には、1周年記念イベントとして「輪っしょい遠山」が開催され、マグロ解体ショーなどのイベントが行われるほか、「かぐらの湯」も特別料金でご入浴いただけることとなっております。ぜひ多くの皆さんに足をお運びいただき、遠山郷の賑わいを実感していただければと存じます。
 近いうちに、(仮称)青崩峠トンネルの開通時期が示されることも期待されるところです。「道の駅 遠山郷」が「信州の南の玄関口」の重要な観光交流・情報発信の拠点としての役割を果たせるよう、指定管理者や地元関係団体、住民の皆さんと連携し、引き続き、広域的な誘客促進と地域振興に取り組んでまいります。

 10月末には、私自身、2期目の折り返しを迎えます。
想定以上のスピードで進む人口減少をはじめ課題は山積しておりますが、引き続き、全力で市政運営に当たってまいります。改めて、議員各位の市政に対するご理解とご協力をお願い申し上げまして、本定例会閉会に当たってのご挨拶といたします。
 ありがとうございました。

 

※掲出文は原稿ベースであり、実際の発言と異なる箇所があります。