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介護保険負担限度額認定事務に誤りがありました
介護保険負担限度額認定事務に誤りがありました
福祉部長寿支援課(介護保険係)が所管する介護保険負担限度額認定の事務に誤りがあったことを確認しました。
関係する皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げますとともに、再発防止に努めてまいります。
概要と事実経過
市民税非課税世帯の方が介護保険施設に入所した場合や短期入所を利用した場合等の食費・居住費等については、所得や預貯金等に応じて負担限度額が算定され、費用負担が軽減されます。
令和7年7月16日(水曜日)、当課の担当職員が、令和7年度の介護負担限度額認定申請書の確認をしていたところ、現在、市外の介護老人福祉施設(住所地特例適用施設)に入所されている飯田市の被保険者となる方の過年度における非課税年金収入額の把握が漏れていることに気づき、本来の負担限度額の認定に誤りがあり、負担額が軽減されていることを確認しました。
また、この事案を受けて認定事務の点検を行ったところ、更に同様の施設に入所している3名の方について、誤って認定していることを確認しました。
対象年度、対象者数及び影響総額
令和6年度分 4名 1,314,410円
事案確認後の対応
対象者の金銭管理を行っているご家族に連絡し、経過説明と謝罪を行い、当市への差額の返還をお願いしています。
原因
申請書を受付処理する当課職員が、対象者の住所地市町村に対し、非課税年金収入額の確認を行わず審査したことにより誤った認定を行いました。また複数職員により申請書の確認作業を実施していましたが、その確認も不十分であったことが原因です。
再発防止策
住所地特例適用者チェックリストを作成し、非課税年金収入額照会の必要性の確認を徹底し、決定内容の再確認をします。また、確認作業を必ず複数人で行うとともに、作成したチェックリストの活用について、職員への再教育を徹底し、再発防止に努めます。