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【提言】沢城湖とその周辺について
やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します
提言
老朽化の為、春に沢城湖管理宿泊棟、付随する建物が解体、多くの人に利用されていたキャンプ場のバンガローもなくなりました。キャンプを楽しむ人の中には、体の不自由な方、小さなお子さん連れなど、バンガローが必要な人もいます。急な雷や雹などの避難場所としても必要な施設ではないでしょうか。
また、馬や動物が少なくなっていますが、どこに行ってしまったのでしょうか。
多くの市民に愛され利用される沢城湖であってほしいのに、何か違う方向へ向かっていると感じます。沢城湖とその周辺の今後はどうなるのでしょうか。
市からの回答
市では、飯田市公共施設マネジメント基本方針(2015年)を策定し、施設の長寿命化や地域課題の解決に向けて、実際に施設を利用されている関係団体や地域の皆さんと検討会議を設置して協議することとしています。
これを受け、伊賀良地区では、令和元年度から、沢城湖周辺施設の今後のあり方に関する協議を開始しました。また、令和3年度には、伊賀良まちづくり協議会や地元関係者を中心に構成する「沢城湖周辺一帯の整備検討委員会(以下「検討委員会」)」が組織され、現在は、有識者からも意見をいただきながら、湖一帯の今後の活用について協議が重ねられています。
市としては、関係団体や地域の皆さんとの協議により施設の課題を解決するという原則に沿って、検討委員会などの意見を踏まえ、老朽化により利用者が減少し、今後の有効活用が難しい沢城荘とこれに付随する市有施設(旧管理事務所・公衆便所)を解体する方針を決定しました。施設の解体は、この方針に沿って令和3年度から工事に着手しているものです。
検討委員会では、突然の気象変化への対応など、避難所の機能についても、その機能の必要性を認識しており、沢城湖入口にあるレストハウスの活用や、今後の施設整備の構想の中で、対応を協議していくこととなっています。
また、動物と触れあうことを目的に来訪されている方がいることも認識していますが、一方では、別荘所有者や地元住民の中からは、動物がいることに対して否定的なご意見もいただいております。様々な意見を総合して、検討委員会と市で協議をしながら、多くの方に親しまれる場所となるよう検討してまいります。
検討委員会と市の協議の中で、湖一帯の今後の活用が具体化していけば、広報等通じて皆様にもお知らせしていきたいと存じます。
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