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【提言】お練りまつりと東野大獅子は文化財に登録されていますか

ページID:4202247 更新日:2022年5月24日更新 印刷ページ表示

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

お練りまつりと東野大獅子は市の指定文化財に登録されていますか。登録されていなければその理由を教えてください。

 

市からの回答

お練りまつりは、大宮諏訪神社の祭礼として、慶安5年(1652)年に初めて行われました。中断などもありましたが、市を代表する祭りの一つです。

お練りまつりについては、現在、飯田市の民俗文化財に指定しておりません。市の民俗文化財の指定基準では、祭りそのものを対象とするのではなく、年中行事や祭礼の中で行われる民俗芸能(神楽や踊り等)を対象としているためです。

東野大獅子は、瑠璃寺の系統の舞を忠実に取り入れた屋台獅子の一つです。明治35年(1902)のお練りまつりでの出演が始まりで、現在の姿になったのは大正9年(1920)のお練りまつりです。

市内には20を超える屋台獅子があり、江戸時代に遡る古い例もあります。それぞれの地区で保存会等が設立され、地域の祭りの主役として大切に保存継承されており、南信州を代表する民俗芸能の一つとして広く知られています。

市の民俗文化財の指定にあたっては、芸能の発生(古さ)あるいは変遷の過程を示していることや、様式としての特徴の有無等の基準があります。現在、東野大獅子は文化財指定されていませんが、南信州に特徴的な屋台獅子全体を整理する中で指定を検討すべき民俗芸能の一つとして捉えています。

 

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