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【提言】美術博物館の地質展示に要望

ページID:62024131 更新日:2024年12月24日更新 印刷ページ表示

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

下伊那、上伊那、遠山、大鹿の河原にごろごろしている岩の名前を学んだり、手に持ってみたりできる展示スペースを希望します。動画も交えて、数多くの展示があると面白いと思います。

 

市からの回答

ご提案いただいた石ころのハンズオン展示(展示物や展示装置に触れて体験学習できるような展示)につきまして、当館には、調べ物をするための資料が用意してあったり、調べ物をお手伝いできるスタッフがいたりする常設のレファランススペースがないため、現状では難しいと考えています。伊那谷を作っている主だった岩石については、建物西側に岩石園を作って常時展示してありますので、参考にしていただければ幸いです。

また、飯田市川路の天竜川総合学習館が主催する「かわらんべ講座」では、当館スタッフが講師となり、河原の石ころ学習会を毎年行っており、石に関するご質問などには、お問い合わせいただければ個々に学芸スタッフが対応します。

伊那谷を形成する地質は非常に多様で、それがベースとなって地形が作られ、そこに生息する生物多様性を生み出す基盤となっています。そのような地質の多様さを実感するために、河原の石について学ぶことは非常に有効だと思います。河原に見られる石は、河川ごとの流域に分布する地質によって変化し、その面白さについては、2019年12月から2020年6月に実施したトピック展示「石ころから探る長野県の大地」で展示しています。

今後も機会を見て、伊那谷の岩石を学ぶ機会を設けていきたいと思います。

 

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回答の担当課 

美術博物館