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【提言】市立病院の令和6年度収支について

ページID:62024186 更新日:2025年4月3日更新 印刷ページ表示

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

飯田市立病院の2024年度の純損益について、6900万円の赤字という見通しが、7億5,700万円に下方修正されたそうですが、この事実について記者会見はしていますか。

なぜここまで大幅な赤字に膨らんでしまうのか教えていただきたいです。コンサルを入れるとのことでしたが、コンサル費用はどの財源から出すのでしょうか。

また、大幅に膨らんだ赤字については、どの財源から出すのでしょうか。

 

市からの回答

今年度の純損益は、令和5年3月に策定した「飯田市立病院経営強化プラン」の見通しでは6,900万円の赤字と見込んでいましたが、現時点では7億5,700万円の見込みであることは、新聞報道のとおりです。

プラン策定時の見込み以上に物価の上昇が続き診療材料や医薬品にかかる負担が増えている中で、今年度の診療報酬改定は改定率が低く抑えられ、全国的に病院経営は厳しい状況となっています。

また、新型コロナウイルス感染症の5類移行後も新型コロナウイルス感染症の患者さんを受け入れながらの経営が続いており、プランで想定した患者数まで回復していない状況です。さらに社会全体の急激な賃上げによる人件費の上昇も想定を上回るものとなっています。

経営状況等は市議会において説明していますので、記者会見は予定しておりませんが、市立病院には当地域の医療を担う中核的な機能と役割がありますので、病院の開設者として経営状況をしっかり把握してまいります。

経営の健全化に向けては地域の診療所との連携の強化や、診療材料費、医薬品費などの経費節減の取組を継続的に行うことで赤字幅の縮減に努めるとともに、地域に求められる病院のあり方をコンサルタントを導入して検証を進めていきます。コンサルタントの費用についてはこのような経費節減の取組の中から生み出していきたいと考えています。

赤字経営が継続する見込みですが、病院事業会計の貯金ともいうべき資金残高を確保しながら、持続可能な病院経営を考えてまいります。

 

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