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【提言】飯田市として人口の減少をどの様にとらえているか
やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します
提言
飯田市として人口の減少をどの様にとらえているのでしょうか。
市からの回答
人口の減少につきましては、令和2年(2020年)国勢調査の結果を基にした分析によると飯田市における合計特殊出生率は、国や県、県内他市に比べて高い水準を維持していますが、一方で、少子高齢化の進行や自然減(死亡数が出生数を上回る)、社会減(転出が転入を上回る)が続いています。また、10代後半から20代前半の若年層、とりわけ女性の転出が顕著であることがわかっています。
人口減少は、地域産業への影響、地域の伝統行事の継承や互助機能の維持、公共サービスの維持、空き家の増加や商店街の活力低下など様々な課題をもたらす可能性があるため、飯田市の最重要課題の一つとして捉え、飯田市の総合計画「いいだ未来デザイン2028」に基づき取組を進めています。
持続可能な飯田市に向けた人口減少の緩和と適応という観点から、これまで進めてきた移住施策や子育て支援などの取組に加え、「若年層が『住みたい』と思うまちづくり」に向けた取組、少子化対策の強化やデジタル技術の活用など戦略的に取組を推進していきます。
今後も市民の皆様と意見を交わしながら、共にこの課題に取り組み、飯田市の魅力を高め、将来にわたって活力ある地域社会を築いていきたいと考えております。
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