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【提言】組合未加入世帯と空き家問題について
やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します
提言
組合未加入世帯と空き家問題を関連付けて考えています。空き家の解体後は新しく家が建ちますが組合への未加入世帯増が現状です。この現状に納得できません。
この状況を解決するためにも、行政の対応、地主・管理する不動産会社での取り決め、あるいは自治会での努力も必要なのでしょうか。とりわけ不動産会社の理解や協力が必要と感じます。
組合未加入世帯も、こどもがいれば地区の行事や催し物の開催が自然と知ることができ、組合じゃないから参加はダメとは言えない現状にも矛盾を感じます。
地区や公民館とのつながり、更には自治の存在すら危惧します。
市からの回答
自治会・組合等での活動につきましては、地域にお住まいの方のより良い生活環境を維持していくことには欠かせない活動であると認識しており、皆さまの取組を市としても支援しています。
鼎地区のまちづくり懇談会では、アパートや戸建ての転入者への組合加入の取組について、まちづくり委員会としても苦慮しているとお伺いしました。事例としまして、川路地区の「川路憲章」をお伝えし、自分たちのまちをこのようにしたい、その趣旨に賛同いただける方に、土地や建物をお売りする内容を紹介させていただきました。
地主の方や不動産会社との取り組みにつきましては、主に決定権を持つ地主の方やアパートオーナーの理解を得て「土地分譲条件として組合加入を定めている」、「アパート建設時は大家さんの理解を得て全戸組合加入を条件としている」、「次期(更新)契約・入居者から共益費として自治会費をいただく」との取組事例をお伝えしながら、改めてまちづくり委員会連絡会等を通じて情報を共有してまいります。あわせて建築業者や不動産会社との連携・協力の方法なども研究してまいりたいと考えています。
空き家への移住相談の場合につきましては、移住者に対し地域との良好な関係を築けるよう、自治会の皆様による加入促進活動の支援や、市役所窓口での加入促進キャンペーンなど自治会・組合加入の働きかけを引き続き行います。
組合未加入世帯がこどもの地区行事等に参加できないというのは如何なものかと思います。こどもの参加をきっかけとした隣近所の顔の見える関係づくり、繋がりの再構築に取り組まれている事例もございます。
より良い生活環境の維持と安全・安心な地域づくりのために、市も一緒に取り組んでまいりますので、引き続き自治会等の活動へのご理解とご協力をいただけますと幸いです。
ご案内
回答の担当課
地域自治振興課

