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【提言】飯田市健康増進施設「ほっ湯アップル」の運営・設備改善について

ページID:6202648 更新日:2026年10月28日更新 印刷ページ表示

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

 「ほっ湯アップル」は素晴らしい泉質を持つ一方で、施設運営や設備、雰囲気づくりにおいて多くの改善点があります。単なる健康増進施設にとどまらず、市外からの集客や収益増加を見込める「わざわざ入りに行きたい温泉施設」へと価値を高めるべきです。
 大きな設備投資だけでなく、清掃の徹底、照明や音楽の工夫、利用ルールの見直し、接客の向上、情報発信の強化など、比較的低コストで取り組める改善策も数多く存在します。温浴施設を実際によく利用する人や、民間の温浴施設運営に詳しい人の意見も取り入れ利用者目線と経営目線の両方から、改善要望1から15について施設を見直していただきたい。

市からの回答

 飯田市では、本施設の運営に指定管理者制度を導入し「株式会社飯田健康温泉」を指定管理者に選定し、包括的に管理運営をお願いしています。
 指定管理者制度は、民間事業者等のノウハウを活用することで、住民サービスの向上や効率的な運営を図る制度です。
 本施設は、単に温泉を活用した入浴施設にとどまらず、水中運動や床運動の教室等を通じた健康増進を目的とした施設であり、民間事業者が有する専門性、経験、豊かな実績を活かした自主事業の企画や取り組みに期待をしています。
 今回、寄せられたご意見を、指定管理者と共に協議を重ねた結果に基づき、次のとおり回答します。

【改善要望1】窓ガラスの清掃について
 浴室等のガラス窓の汚れがかなり目立つ。温浴施設では清潔感が非常に重要。少なくとも週に数回程度は定期的な清掃を。
(回答)
 浴室のガラス窓は、毎日、高圧洗浄機で清掃を行っており、その他の窓ガラスについては、年1回と汚れの状況に応じて都度、清掃を行っているところです。皆さまが気持ちよく利用できるように、管理の徹底を行います。

【改善要望2】泉質の魅力をもっと分かりやすく掲示・宣伝してほしい。
 ほっ湯アップルの大きな魅力は泉質です。現在はその泉質の特徴や良さが、利用者に十分伝わるような掲示になっていない。良い温泉なので、泉質・成分・特徴・効能等をもっと見やすく魅力的に紹介を。市内外へのPRも積極的に。
(回答)
 当施設は泉質が大きな魅力であると認識をしております。その魅力が伝わるよう、施設内の掲示方法やPR方法について検討してまいります。
 なお、令和7年2月からホームページ掲載に加えて、インスタグラムによるPRを開始しており、施設の魅力が伝わる記事掲載を、毎月1回以上を目標に取り組んでいます。インスタグラムでは「ほっ湯アップル」を検索いただくと「hot.apple_iida」ユーザー名で表示されます。

【改善要望3】「公共施設」ではなく、温浴施設としての雰囲気づくりを重視してほしい。洗い場や内湯の照明が白色系の蛍光灯色で、温泉施設としては落ち着きに欠ける印象。照明、音楽、内装、掲示物など、利用者が「また来たい」と思える雰囲気づくりの研究を。
(回答)
 「また来たい」と思わせる雰囲気づくりは、多くの方に足を運んでもらうための重要な要素であると考えています。他の温泉施設の状況も参考にしながら、利用者の皆さまが快適に過ごせる雰囲気づくりの研究を進めてまいります。

【改善要望4】税金で不足分を補うことを前提にするのではなく、入泉料収入や利用者増によって運営を成り立たせていくという経営意識も必要では。
 そのためにも、行政関係者だけでなく、実際に温泉やスーパー銭湯を数多く利用している人、温浴施設の運営に詳しい人などの意見を取り入れが必要。
(回答)
 施設の運営にあたっては、入場料(入泉料)と健康増進のため運動教室の収入により行うことを基本と考えています。
 ご意見のとおり、ほかの温泉施設に精通した方の意見を取り入れることは、利用者、収入の増加に繋がるものと考えています。今後の施設運営において、そういった視点が重要であることを念頭におき、研究を進めてまいります。
 なお、新型コロナウイルス感染症による入場者の減少による経営悪化を改善するため、令和5・6年度に経営の改善を図るため中小企業診断士による経営診断および伴走方式による経営計画策定を行い「来てくれたお客様を元気にする温泉健康施設」を目指すとして、運営に取り組んでいます。

【改善要望5】檜の源泉風呂の利用マナーについて
 現在の檜風呂では、一部の利用者による長時間の占有など、マナーが悪い。まずは長時間占有に対しスタッフが適宜注意するなど、運用面で改善を行うべき。新しい設備を作る前に、既存設備を気持ちよく利用できる環境づくりの優先を。
(回答)
 檜風呂の長時間占有やマナーに関しては、浴室内掲示とスタッフ巡回で対応しますが、一部の利用者が占有している状況があります。
 檜風呂は多くの方が檜風呂を楽しんでいただくことを目的に、(株)飯田健康温泉の全額負担により平成26年度に整備されたものです。引き続き、スタッフの巡回等で注意喚起してまいります。

【改善要望6】すべての浴槽に湯温計の設置を
 浴槽ごとの温度は多くの利用者が知りたい情報。各浴槽に見やすい湯温計の設置を。
(回答)
 湯温計の設置の計画はありませんが、改善要望3と合わせて研究を進めてまいります。

【改善要望7】設備投資の優先順位を見直し
 打たせ湯など、現在の温浴施設の利用ニーズから見ると優先順位が低いと思われる設備もある。
(回答)
 当方でも設備投資に関しては利用ニーズを考慮した優先順位付けが重要であると考えています。
設備整備に関しては、施設を長期に渡り快適に利用できることを目的に、令和4年度に策定した15年間(令和5年度から令和19年度)の計画を基本に利用者ニーズ等も踏まえ実施しています。

【改善要望8】現在の温浴施設ではサウナを目的に施設を選ぶ利用者が非常に多く、サウナを整備することで新しい利用者層を呼び込める可能性がある。
 ほとんど使用されていない広い畳スペース等に無駄な費用をかけるのであれば、利用者増や収益向上につながる設備についても検討を。
(回答)
 当施設へのサウナ設置についての一定の要望はいただいており、集客には有効であることは認識しています。サウナ施設を設置する場合、現在の施設への整備は構造上大規模な改修となり長期間の休業を要することなど課題も多くあり、まずは安定した経営に取り組むこととしています。今後計画する施設維持のための大規模改修に合わせて、サウナ設置につきましても検討してまいります。

【改善要望9】設備工事そのものを目的とするのではなく、「その投資によってどれだけ利用者が増えるのか」という観点から、投資の優先順位や費用対効果の十分な検討を。
(回答)
 投資によって収益確保に繋げられるかという視点は重要であると考えていますので、今後の改修と合わせて、研究を進めてまいります。

【改善要望10】館内の広い空きスペースを有効活用
 入口を入ってすぐの広場や、奥の畳スペースなど施設規模に対して十分活用されていないと感じる場所が多い。休憩、飲食、物販、地域商品の販売、イベント、健康増進、子ども連れ向けスペースなど、さまざまな活用方法が考えられる。
 広い建物を維持管理している以上、スペースを有効活用する工夫を。
(回答)
 広場のスペースは、地元の農家の皆さんの野菜の直売や入浴後の休憩などで利用があります。また、中学校の吹奏楽によるイベントなど開催する際にも利用し多くの方が鑑賞するなど活用しています。畳のスペースでは、家族連れの方や休憩を取りながら温泉入浴を楽しんでいただいている方の利用などがありますので、ご理解願います。

【改善要望11】健康相談コーナー等の必要性の検証
 保健師等による相談コーナーも、実際の利用人数や費用対効果の検証を行い、
常設する必要があるのか人件費を含めて再検討を。

(回答)
 健康相談コーナーは準備片付けの手間を減らすために常設をしていますが、実際の稼働は火・水・木・金曜日の水中運動教室の実施時間帯に看護師によるバイタルチェック等を含む健康相談を行っています。この事業は本施設が単なる温泉施設ではなく健康増進を目的とした施設であり、その趣旨に従い(株)飯田健康温泉が行っている自主事業です。
 過去3年間の健康相談の件数は次のとおりで一定の利用があります。今後も利用者数の把握と合わせて相談コーナーの在り方について研究を進めてまいります。
 令和5年度:9,273人、令和6年度(2か月休業):7,402人、令和7年度:9,669人

【改善要望12】脱衣所の椅子を増やしてほしい
 ドライヤーを使用する場所に対して椅子が少ない。鏡が設置されているので、基本的には鏡の数に対応する椅子の用意を。他の多くの温浴施設では一般的に行われている対応。
(回答)
 脱衣所の椅子については、靴下など脱衣における補助を目的に設置しているもので、ドライヤー使用時における利用は想定しておりませんのでご理解願います。

【改善要望13】浴室入口、露天風呂への扉の半自動化を
 「開けたら閉めてください」という掲示だけでは、実際には扉が開いたままになっていることが多く不快。大規模な自動ドアでなくても、ドアクローザー等を利用して自然に閉まる仕組みにすれば解決できる。早急に対応を。
(回答)
 掲示物とスタッフ巡回による対応を引き続き行います。なお、ご提案の具体的な改善方法についても貴重な意見ですので、改善要望3と合わせて研究を進めてまいります。

【改善要望14】浴室内の装飾について
 壁面の富士山の絵は施設全体の雰囲気や地域性との一体感がなく、個人的には非常に古い印象を受ける。全国には内装、照明、音楽、植栽、サイン等を工夫し、低予算でも非常に居心地の良い空間を作っている温浴施設が多数。
 他施設を視察・研究し「公共施設だからこの程度でよい」という考えではなく、利用者が少しでも気分よく過ごせる空間づくりを。
(回答)
 貴重な意見ですので、改善要望3と合わせて研究を進めてまいります。

【改善要望15】BGMを含めた館内演出を統一してほしい
 BGMが流れている日と流れていない日がある。温浴施設では、照明や音楽、香り、清潔感なども利用体験の一部。BGMについても運用ルールを決め、一定した雰囲気づくりを。
(回答)
 BGMは、毎日、流す運用をしています。BGMが途切れないように、管理を適切に行うと共に改善要望3と合わせて研究を進めてまいります。

ご案内

回答の担当課

 健康づくり推進室

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