本文
飯田アカデミア第107講座を開催しました(飯田市歴史研究所)
「商業は地域をどう変えたのか ―日本小売業の近現代史―」
講 師 : 満薗 勇 (みつぞの いさむ)さん (北海道大学准教授)
令和7年7月12日(土曜日)
第1講 13時30分〜15時00分
百貨店の成立と小売商問題
第2講 15時15分〜16時45分
スーパーの発展と「流通革命」
令和7年7月13日(日曜日)
第3講 9時00分〜10時30分
コンビニエンス・ストアの日本型革新
第4講 10時45分〜12時15分
商店街の歴史とまちづくり
講師より
小売業の歴史的な展開は、私たちの買物のあり方を大きく変えるとともに、私たちが暮らす地域の姿にもさまざまな影響を及ぼしてきました。郊外のロードサイドにチェーン店が立ち並ぶ一方、中心市街地の商店街がシャッター街となって寂れる姿は、その歴史的帰結の一つといえましょう。この講座では、日本小売業の近現代史について、(1)流通革新というイノベーションの視点と、(2)地域商業としてのまちづくりの視点の両方に目配りしながら、日本小売業の近現代史について概説します。長野県や飯田の事例にも触れながら、消費や地域のあり方を具体的にイメージできるような内容を目指したいと思います。
関連ファイル
飯田アカデミア 第107講座 (その他のファイル/1.3MB)