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飯田市公民館の運営原則
飯田市公民館4つの運営原則
1.地域中心の原則
まちづくりを考えるときも、日常生活に身近な地域から出発することが大切である。地域ごとに設置された公民館は常に地域を中心としてとらえた学びの場であるべきである。
2.並立配置の原則
地域の規模や特徴は異なっても、公民館は20地区に対等に配置され、それぞれの活動が等しく尊重されるということ。この原則は地域中心の原則を保障するものである。
3.住民参加の原則
公民館を設置し、そこに職員を配置することは行政の役割だが、公民館の事業の企画運営は地域住民によって組織された専門委員会や運営委員会体制、より身近な住民の単位である分館活動など、それぞれの事業が自発的な住民の意志に基づいて行われることが大切であるということ。このような組織や活動は、飯田市の公民館活動の原動力になっている。
4.機関自立の原則
教育行政が一般行政から一定の独立性、中立性を保っていることに鑑み、公民館が地域の社会教育機関として住民の主体的な学習活動を保証することは大切である。その意味で公民館が自立した体制を持っていることは重要である。