本文
ふれあいトーク「猫の保護活動に取り組むみなさんと」(2021年5月11日)
保護猫ふれあいハウス「かぎしっぽ」の高沢さんと懇談をしました。
現状をお聞きして、まずは課題を整理し、獣医師会、保健所などの関係機関とも相談しながら、具体的に取り組んでいく必要性を感じました。
日時 2021年5月11日(火)13:15~14:15
場所 保護猫ふれあいハウス「かぎしっぽ」(飯田市銀座)
参加者 「かぎしっぽ」関係者
懇談の概要
猫の不妊・去勢手術
みなさんから
- 市内の猫の不妊手術費が高く、雌は3万円程かかる。動物病院へ金額を低くするよう要望したい。
- 猫の不妊手術に対する市民の理解が低いと感じる。
- 捕獲、手術、元の場所へ帰す活動がようやくできるようになったが、費用がかかることから市の支援がほしい。
- かぎしっぽでは年間保護数200匹。1匹3万円で引き取り保護しているが、この金額が高いと言う人もいる。
- 手術しない→猫増加→近親交配→血が濃くなり病気になりやすい、という傾向がある。手術をしなければ増加は止まらず、悪循環となる。
市長から
市としては今年度初めて手術費補助金を用意した。保健所や獣医師会と相談し、啓発などの取組について整理したい。
お店の運営
みなさんから
- 小中学校で命の大切さについて講演を行っている。命の大切さがわかればいじめはなくなる。人も猫も命は同じ。
- 以前はお店を松尾でやっていたが、現在の銀座に移転し、2人で運営している。仕事は忙しいが人件費が出せないので1人は他でも働いてもらっている。
- アルバイト希望の高校生がいるが人件費を捻出できず、ボランティアであればと答えている。
市長から
行政の協力が今までなかったこともあり、個人、ボランティアの方が私財を投じて運営していることがわかった。行政としてどう取り組むか、関係者の話をお聞きしながら整理していく。