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【提言】お練りまつりについて質問です

ページID:4202219 更新日:2022年5月16日更新 印刷ページ表示

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

1 密になっていたのはYouTubeの動画等でも確認できるが十分な対策がとられていたと言えるか。

2 御開帳が1年延期できてお練りまつりが延期出来ない理由と、延期する事でお練りまつりのどんな文化がどういった理由で継承が出来なくなるのか。

3 安全な祭りとは具体的にはどのような祭りで、どの様な目標数値や結果を目指していたのか。結果的には検査出来ていない人数も含めればかなり感染拡大しました。

4 レベル5でも開催と決定を変更した事の責任の所在は市ですか。

5 観覧時の密集回避を徹底するための雑踏警備が出来ていなかったと思います。当日は市として計画通りに行われているかの確認はしましたか。具体的にどれだけの人数を警備に投入しどのように密集回避をしましたか。

 

市からの回答

飯田市では、今回のお練りまつりに関する新型コロナウイルス感染対策の実施状況及び成果をとりまとめて検証し、公表しています。

飯田お練りまつりの実施に関するまとめ (PDFファイル/191KB)

 

ご意見「密になっていたのはYouTubeの動画等でも確認できるが十分な対策がとられていたと言えるか。」

回答

今回のお練りまつりは、初めてとなるコロナ禍での開催となり、お練りまつりの企画運営を行う飯田お練りまつり奉賛会では、新型コロナウイルスの感染対策を講じて開催することを決定しました。
具体的な対策としましては、まつり会場周辺や臨時駐車場に検温や不織布マスク着用等の感染対策を確認する受付を設け、受付を済ませたうえで観覧していただくこと、会場内での飲食の制限、観覧時の密集回避を徹底するための雑踏警備、手洗い及び手指・施設消毒の実施などの対策を行いました。
また、飯田市及び周辺の宿泊施設を通じて、宿泊者に新型コロナ簡易検査キットの配布を行い、地域外からのお客様についても観覧前に検査を実施して、安心して見られるよう取り組みを実施しました。
参加団体の方への感染対策は、出演者全員の行動把握とともに、出演14日前からの体調管理及び出演日の抗原検査を実施しておりました。
ご提言のとおり、感染対策には十分ではなかった部分もあります。今回のお練りまつりの実施から見えてきた課題や問題点を教訓としながら、これから先行われる催事においても感染対策を検討してまいります。

ご意見「御開帳が1年延期できてお練りまつりが延期出来ない理由と、延期する事でお練りまつりのどんな文化がどういった理由で継承が出来なくなるのか。」

回答

飯田お練りまつりは、慶安5(1652)年3月の大宮諏訪神社での祭礼が起源とされています。江戸時代には飯田城の城下町の祭礼として定着し、明治時代以降は市街地の氏子町や飯田下伊那の各種団体による囃子屋台中心の祭りとして続いてきました。現在では、数えで七年に一度、飯田商工会議所が事務局を務める飯田お練りまつり奉賛会を中心に企画・運営されております。
お練りまつりの実施時期は、祭礼が開始された当初から諏訪大社の神事にあわせて3月に行われており、現代まで続いています。参加する獅子舞等の保存会の皆様も3月の開催時期にあわせて、毎回準備や練習等を重ね、演舞を完成させております。文化の継承に関する影響を正確に把握することは難しいのですが、古くから伝わる祭礼の流れが断ち切られ、早くから準備を重ねて磨かれてきた地域の伝統芸能が継承されなくなってしまうことも考えられます。
お練りまつりの開催時期は、歴史的背景や参加25団体の皆さまの予定等もあり、お練りまつり奉賛会として十分な新型コロナウイルス感染対策をとったうえでの開催を決定し、飯田市としてもその判断を尊重いたしました。

ご意見「安全な祭りとは具体的にはどのような祭りで、どの様な目標数値や結果を目指していたのか。結果的には検査出来ていない人数も含めればかなり感染拡大しました。」

回答

今回のお練りまつりでは、「屋外イベントにおいては、マスクを外しての会話を行わないこと、見ず知らずの方と触れ合わない距離をとるなどの対策が必要」という専門家からの助言をいただき、長野県から出されている「大規模イベント開催における感染防止安全計画の策定について」に沿った「感染防止安全計画」を策定して開催に向けた準備を進めました。
お練りまつり奉賛会と協力しながら目指した安全な祭りとは、新型コロナウイルスの感染対策をできる限り講じて、お練りまつりの参加団体及び観覧者の新型コロナウイルス感染者を最低限に抑えるお祭りです。具体的な目標数値や結果を設定するのではなく、長野県、飯田保健所、専門家からの知見やご意見もいただきながら、現状でできうる限りの感染対策をすることに取り組みました。

ご意見「レベル5でも開催と決定を変更した事の責任の所在は市ですか。」

回答

当初お練りまつり奉賛会としては、市主催の行事・イベント等の開催判断に基づき、レベル1~4では基本的な感染対策をとったうえでの開催、レベル5以上であれば中止するという判断をしていました。
3月7日に長野県全体のまん延防止等重点措置が解除したことに伴い、イベントの開催基準に関して長野県による見直しが行われ、参加人数が5000人以上であれば感染防止安全計画を長野県に提出し、確認を受けたうえで実施をすることが開催基準となりました。飯田市においても、新型コロナウイルス感染症対策本部会議にて県の開催基準に準じて、屋外のイベントについて参加者数が5000人超であれば、感染防止安全計画を県に提出したうえで実施することをイベント開催の基準といたしました。
これらも踏まえ、お練りまつり奉賛会としては、感染警戒レベル5においても感染対策を十分にとったうえで、開催することといたしました。
飯田市としては、お練りまつり奉賛会の意向に沿って、新型コロナウイルス簡易検査キットの配布などの支援により、感染対策の充実に協力しながら進めることといたしました。

ご意見「観覧時の密集回避を徹底するための雑踏警備が出来ていなかったと思います。当日は市として計画通りに行われているかの確認はしましたか。具体的にどれだけの人数を警備に投入しどのように密集回避をしましたか。」

回答

今回のお練りまつりでは、交通規制エリア内を巡回し、観覧者受付への誘導や間隔の確保、飲食の自粛などを促す雑踏対応のスタッフを配置して感染対策を講じました。飯田市からも午前と午後に分けて計64名の職員を動員し、注意喚起や声掛けを実施しています。お練りまつり本部においても、現場を確認してきた職員に状況を聞き取るなど対応をしております。
また、各参加団体に対して、警備員を配置して間隔を空けて、歓声を控えるよう指導するとともに、所望席と観覧者の距離を2m以上保つように設営することを指導しました。お練りまつりの時にのみ演舞を行い、特に観覧者が増加すると見込まれた東野大獅子と大名行列については、上記警備員のほかに奉賛会からも警備員を配置して雑踏警備にあたりました。

 

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回答の担当課 

商業観光課

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