【提言】リニア中央新幹線早期実現に向けて

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

リニア中央新幹線早期実現に向けて、まずは、飯田-名古屋間の部分開業や試験区間としての運行などの働きかけを行うべきではないでしょうか。

市からの回答

リニア中央新幹線については、開業時期が見通せない状況が続いていることから、一部区間の先行開業について、意見が出されている状況と認識しています。

JR東海の見解としては、「貴重なご意見ではあることは、十分承知しておりますが、部分的な先行開業については、たとえ限定的な区間になる場合であっても、指令系統や車両基地の整備など、開業のための多くの設備をまとめて完成させる必要がある他、試運転や運営体制をはじめ、確認すべきことが数多くあるため、現実的に困難であると考えています。また、中央新幹線の目的は、東海道新幹線の将来の経年劣化や大規模災害に対する根本的な備えとしての大動脈輸送の二重系化であり、部分開業ではその目的は果たせないと考えています。」とのことです。

昭和48年に全国新幹線鉄道整備法第4条第1項に定める「建設を開始すべき新幹線鉄道の路線を定める基本計画」が公示されて以来、飯田下伊那地域として、他の地域に先駆けて建設促進期成同盟会を組織し、リニア中央新幹線の早期実現に向けて取組を進めてきております。

リニア中央新幹線の開通は、部分開業であってもとても効果が高いことは十分に認識しており、飯田市としてJR東海に対し、名古屋-飯田間の部分開業を望む声があると折にふれて伝えて参りますが、併せて出来る限り早期の全線開通についても今まで以上に要望して参ります。

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回答の担当課　

リニア推進課