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【提言】飯田線との乗換駅設置の取りやめについて

ページID:42022207 更新日:2022年12月13日更新 印刷ページ表示

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

リニアと飯田線の乗り換え新駅設置を取り止めるとの報道を見ました。そのほうが安いとのことですが、本当に安いのでしょうか。市長の公約「スマートモビリティの実装」から来ているようですが、当面はバスになりそうな様相です。一方で、リニア通勤による移住も目指すとのことです。

東京などで電車通勤を経験すればわかりますが、所要時間が短くても、時間が読めないバスは敬遠されます。通勤には時間が正確な鉄道が好まれます。鉄道同士の乗換駅があれば、飯田線沿線も移住の選択肢に入ってきます。もしスマートモビリティを考えられるのであれば、乗換時間の短縮に活用してほしいです。双方のホームに横付けするくらいの利便性が望ましいです。

一方で、外から飯田への出張は、乗換駅に関係なく便利になります。出張で来飯する人は、リニア駅からタクシーやレンタカーを使えば、乗換駅がなくても簡単に移動できます。名古屋や東京から出張で対応できるようになり、飯田にある各企業の支店の多くは廃止されます。典型的なストロー現象です。リニア通勤で移住者を呼べなければ、飯田の人口は大きく減ると思います。

乗り換え新駅取り止めは、リニア通勤に逆行しているようにしか思えないのです。新駅を取り止めるにあたっては、安易に費用の比較だけでなく、リニア通勤のターゲットとなる層のニーズを詳しく調査するとか、将来的に飯田市が存続可能となるよう、慎重な検討をお願いします。

 

市からの回答

これからの交通システムやその技術は予測が難しく、早いスピードで変わっていくことが予想されますが、リニア駅とJR飯田線との接続におきましても、その時々の交通システムを用いつつ既存駅を活用する形が需要の増減にも柔軟に対応できると考えています。

リニア駅の駅部北側に他の交通への乗り換え地点となる交通広場を隣接し、将来にわたり様々な交通システムに対応できるように備えてまいります。

ご指摘いただいた「渋滞等の外部要因の影響が少なく正確な時間が見込める移動手段が大切」との視点も含め、JR飯田線への接続をはじめとするリニア駅からの二次交通の検討にあたりましては、新たな技術や交通システムの変化に対応できる柔軟性とともに、利用者を様々に想定し、その利便性が確保できるように研究してまいります。

 

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