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【提言】飯田市は小水力発電を推進するべき

ページID:42022218 更新日:2022年12月16日更新 印刷ページ表示

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

飯田市は急流の河川が多く、小型水力発電機の設置に適した地形です。

1KW~数十KWまでの小型水力発電機を設置し、関連メーカーを育成することで市の活性化、雇用の促進につなげるのはいかがでしょうか。この地に合った産業を育てることが大切だと思います。

 

市からの回答

小水力発電装置の開発については株式会社マルヒ様が取り組まれており、飯田ビジネスネットワーク支援センターも開発の支援をさせて頂き、開発した小水力発電装置は長野県が高度な技術や革新的・独創的な製品を認定する「NAGANOものづくりエクセレンス」の認定もいただいているところです。

現在進行中の「21’いいだ環境プラン第5次改訂版」でも小水力発電について、地域内での取組支援や適地の検討等を2024年までに実施することとしています。

現在、大井川上流部において、堰を活用したマイクロ水力発電を実施しています。これは、株式会社マルヒ様が開発した設備を同社が設置し、国の固定価格買取制度を活用して全量売電を行っていること、その売電収入の一部を大井川の管理をしている「大井井水管理組合」に寄付し、同組合は環境学習や井水の管理に活用していることなど、地域の活性化や課題解決を行っています。

このような再生可能エネルギーを活用したまちづくりを行うことを規定した「飯田市再生可能エネルギーの導入による持続可能なまちづくりに関する条例」を2013年に制定し、今日まで23件の事業認定を行ってきました。

その中には、前述した大井川を活用した案件をはじめ、上郷地区における野底川を活用した小水力発電や、上村地区における小沢川を活用した小水力発電の取組があります。

ご指摘の通り、当地域には河川も多く、また、急峻な地形のため小水力発電やマイクロ水力発電の適地も多く存在しています。しかし、その一方で、水利権の取得や、河川法等の許認可取得など発電所建設には多くの超えなくてはならないハードルが多いこともまた事実です。

今後も、2050年ゼロカーボンシティ実現に向けて、小水力発電やマイクロ水力発電の普及による地域の活力向上につながる取組の支援をしていきます。

 

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