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【提言】消防団存続のための抜本的な見直しを

ページID:4202232 更新日:2022年5月24日更新 印刷ページ表示

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

現役消防団員です。先輩方が築き上げた「飲んでばかりの消防団という負のイメージ」、「毎日出席させられる操法訓練」、そして少子化で、団員数の減少はさらに加速すると感じています。

消防団員の勧誘に、市役所職員の団員で出席しない者もいます。消防団組織を存続させるのであれば、市役所関係者も勧誘に回ってください。提言に対する回答をみましたが「地域との繋がりを大切に」などの綺麗事はいりません。現役団員の引退年齢を引き上げていくだけでは、団員の負担が増すばかりです。もう少し実態を把握してまじめな消防団員が馬鹿をみないようにしてください。

また、消防団活動をしてきた中で、操法大会、規律訓練等有事の際なんの役にたつのかと思います。実際ラッパなんか吹いていたら怒られるだけです。

地域のためを思い、家庭もある中で時間を割いて活動しているので、せっかくなら有事の際に動ける団員を増やす行事・訓練にしていってください。

 

市からの回答

消防団は、平成25年に法制化された「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」により、増々、地域住民の皆様から期待され、そして地域防災力向上の要として重要な存在となっています。

消防団員数は、数年前から減少し続けており、歯止めがかからない状況です。これは飯田市だけでなく全国的な問題となっているため、現状を把握しながら消防団員の獲得に向けて有効な施策を検討していきます。

また、有事の際に活躍できるよう、災害等に対する知識、技術、経験を備え、いざという時に体が自然に動くレベルにしておく必要があります。数ある操法訓練の中でもポンプ操法訓練は、チームワークの構築、器具愛護の精神、そして安全迅速な放水へと繋げる動作の基本訓練であり、消防団員の取るべき行動の所作が詰まっている訓練であると考えます。

しかし一方では、大会ありきの操法訓練という誤った認識となっている部分もあるため、飯田市消防団本部としてもこの現状を問題視し、訓練及び行事内容の見直しを図っており、その主旨を各分団長に周知しています。

有事の際、団員一人一人がどの役割(自動車ポンプ、小型動力ポンプの機関運用、筒先操作等)に置かれても力を発揮し、的確な行動が取れるような訓練の企画実行に努めていきます。

 

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