【提言】自然栽培農家の支援を

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

都会から移住する方の中には、農業をしたいと思う方がいます。そのような方を対象に、肥料なども必要なく地球環境にも優しい自然栽培を推進するのはいかがでしょうか。自然栽培方法の講習会や、自然栽培で生計を立てられるように支援をするイメージです。

物価高騰による負担の増加、農家の高齢化、農地の荒廃化が進む今だからこそ、移住者や若い方が希望を持って農業を始められる後押しが行政の役目だと思います。

市からの回答

移住を伴い新規就農を希望する方に対しては、どのような営農スタイルでどのような暮らしを希望されるのかをお伺いした上で、その方の希望に近い農家等を紹介し、まずは飯田の暮らし・農業の実情を知っていただくようお繋ぎしています。

飯田市では、昨今の農業用資材の価格高騰や自然環境への関心の高まりから、環境に配慮した農業を推進したいと考えています。

自然栽培は、農薬や肥料を使用しないため環境にやさしく、資材の価格高騰の影響を受けないメリットがありますが、収量や栽培管理等の面でハードルが高い部分もあり、当市ではまず、有機農業を目標とした減農薬・減化学肥料の支援や取り組みを行っています。

具体的には、土壌診断の支援や有機農業の体験教室、減農薬・減化学肥料の農産物を認証する地域相互認証制度の検討等を行っています。

ご案内

回答の担当課　

結いターン移住定住推進課、農業課