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【提言】運転免許がなくても生活できる社会を

ページID:52023232 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

 令和6年3月でレンタサイクルが廃止になる予定と聞きました。自転車の老朽化が廃止理由の一つとして挙げられていましたが、まだ使用できる自転車があるのも確かであり、完全に廃止する必要があるのかどうか疑問に感じています。財政的な問題ならば、利用頻度の高い数か所の施設に限定して、レンタサイクルを継続してはいかがでしょうか。

 また、高齢者の自動車事故などを契機に、「運転免許がなくても生活できる社会」の構築が模索されていると感じています。飯田市がそれを実現すれば、多くの人たちにとって飯田市は安全で魅力的な場所になるでしょう。飯田市がより素晴らしい都市へと成長するための可能性がここにあると感じています。リニア開通に先立ち、市として「運転免許がなくても生活できる社会」を目指すことを提案し、そうした社会を目指す長期的な視点でレンタサイクル事業を再度検討してください。

 

市からの回答

 飯田市では、自転車の利用を通じて、その利便性の周知や、移動手段の低炭素化の啓発等を目的として、市所有の電動自転車やスポーツ自転車を市民の皆さんに貸し出して体験していただく「自転車市民共同利用システム」を、平成21年から10年以上にわたり運用してまいりました。
 しかし、近年の市民の皆さんへの自転車の普及度合や、貸出自転車の利用率の下降傾向及び利用者の固定化の状況等を検証したところ、本システムの役割である「お試し利用」という初期の機能を十分に果たしたこと、また、貸出自転車の老朽化が進み、利用者に不測のご不便をお掛けする頻度が高まってきてしまっていることから、廃止を決断しました。現在、事業の廃止に伴い、まだ使用できる自転車の払い下げを検討しています。
 また、ご提言いただきましたとおり、「運転免許証がなくても生活できる社会」づくりや、地域の優れた自然環境を自転車などの脱炭素な交通環境の構築を通じてさらに良くしていこうとする仕組みづくりは、飯田市が目指す「環境文化都市」を実現していく上で必要と認識しています。
 今後もレンタサイクルの必要性や、最近開発されてきている自転車に代わる新たな低炭素な移動手段について研究し、市民の皆さんに提案する可能性を検討します。

 

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