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【提言】JR飯田線の軌道移設による乗換駅の設置について

ページID:62024111 更新日:2024年11月7日更新 印刷ページ表示

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

リニア駅が設置される上郷周辺の道路は、リニア駅にアクセスする自動車やバス等の車両で、大きな渋滞が予想されます。そこで、JR飯田線の上郷飯沼近辺の約1km程度の軌道を東側に移設してリニア駅との乗り換えが便利な場所にJR飯田線の乗換駅を設置し、リニアの利用者にJR飯田線を利用してもらうことを提案します。これにより、リニア駅の周辺道路の渋滞を緩和し、リニア駅へのアクセス時間の短縮効果もあるため、費用対便益も一定程度あると考えられます。JR飯田線の利用者増により、廃線を避けることにつながると考えられます。

 

市からの回答

乗換新駅については、下伊那北部地域や上伊那地域、下伊那南部地域の方々、及びリニアを使って来訪される方々が、リニアと飯田線を活用した移動手段の一つとして利便性を高めるために設置の検討を行ってきました。

検討においては、駅として必要となる機能の配置や勾配等の技術的な視点、費用対効果を踏まえた経済性の視点、乗換え時間の短縮等の利便性の視点など、様々な観点からの在り方や検証を行いました。また、乗換新駅設置と既存駅活用のケースの比較による優位性の評価も行った結果、既存駅を活用することとし、乗換新駅は作らないとの結論に至りました。

既存駅の活用には、経済性、利便性に加えて、新たな交通システムをまちの発展にどう関連付けるかという地域への波及効果が重要であると考えています。また、交通分野における技術やシステムは、自動運転や空飛ぶクルマの実証実験が進められ、相当に早いスピードで革新が想定されます。このため、乗換新駅の設置よりも可変性を重視し、駅利用者の需要が変わっていくことも考慮した結果の判断となります。

今後も、引き続き新しい交通システムの研究を関係機関と連携して取り組んでまいります。 

一方で、飯田線については、長野県、静岡県、愛知県を南北へと広範囲につなぎ、地域住民の生活を支える重要な交通手段としてなくてはならない存在であると同時に、重要な観光資源でもあることから、引き続き一層の利用促進に取り組みます。

 

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