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【提言】リニア長野駅(飯田駅)前開発における地域経済活性化と雇用創出に関する提案

ページID:7202511 更新日:2025年7月8日更新 印刷ページ表示

やらまいか提言箱にいただいた提案内容と回答を紹介します

提言

リニア中央新幹線の開業は、飯田市にとって100年に一度の大きな転機です。現在の駅前広場整備計画は「緑地を中心とした空間」に留まり、賑わいや滞在機能を持たない“通過駅化”の懸念が高まっています。駅前空間に商業・雇用・観光・定住の機能を融合させた複合開発を行い、地域の経済と人口流出の問題に根本から取り組む具体策を提案いたします。
リニア長野駅をただの通過駅に終わらせるのではなく、「行きたくなる」「暮らしたくなる」拠点に変えることが、これからの飯田市の存続と発展に不可欠です。
自然と調和した駅前広場と、賑わいと雇用を生む複合施設は、決して矛盾するものではありません。共存できる設計と運用が可能です。今こそ、地域の未来に対して挑戦的で創造的な選択をしていただけるよう、強くお願い申し上げます。

1 市有地活用・PPP方式の導入
(地方型アウトレットパークの誘致)

2 クラウドファンディングや企業版ふるさと納税の活用
(家族向けアミューズメント施設の整備)

3 モデル事業として段階導入
(地元産業集約型ショッピングモールの建設)

4 地元議会・商工団体・金融機関との連携強化
(サテライトオフィス、創業支援施設の設置)

市からの回答

リニア開業という千載一遇のチャンスを生かして、地元企業も参画する形で賑わいと雇用を創出する「開発」を行うこと、それを「環境・景観」と両立させることが肝要と考えています。
ご提言のような「アウトレットパーク」「アミューズメント施設」「ショッピングモール」「サテライトオフィス」を飯田市が行う駅周辺整備事業予定地(6.5ha)にすべて収めることはできませんので、もう少し広範囲で、また民間事業者を核とした事業主体を念頭に考えていく必要があると思います。
飯田市が行う駅周辺整備事業においては、市民の皆様とのワークショップを重ねる中で「信州・伊那谷の個性で世界を惹きつけ、世界へ発信する玄関口(ゲートウェイ)」という基本理念をまとめ、広域交通拠点として必要な交通広場・駐車場などの機能を備えつつ、リニア来訪者のみならず地域住民がくつろぎ、賑わいと交流を創り出す広場を目指して検討を進めてきています。
現在、広場の活用に関心のある市民・事業者の皆さんに参加していただいて、広場をどのように活用し、賑わいを創出するかを検討する「飯田・リニア駅前広場プラットフォーム」を立ち上げ、飲食や物販など賑わいの創出に必要な機能、そのための施設整備について検討しています。
整備する施設については、周辺の景観と調和し、信州らしさ・伊那谷らしさを感じられるよう、緑豊かな中に地域の魅力や情報を発信できる小規模な施設を分散配置することを基本として考えており、地元の味を楽しんでいただける飲食機能、地元の農産物・和菓子などの産品・水引などの工芸品を購買いただけるような物販機能を備え、来訪者にも地域住民の皆さんにも居心地のよい、賑わいのある空間を創出したいと考えております(「道の駅」のようなイメージです)。
駅周辺整備事業予定地の周辺(外側)においては、研究開発型企業やサテライトオフィスの誘致、民間事業者による積極的な投資を促すことを想定しており、国道153号沿線、エス・バード周辺、座光寺SIC周辺などを候補地として、誘致活動を進めていくこととしています。
リニア開業による効果を地域振興に十分に生かせるよう、ご提言いただいた手法も参考に、関係者と連携・協力してまちづくりを進めてまいります。

ご案内

回答の担当課 

リニア整備課

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