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イノシシの出没にご注意ください

ページID:0097709 更新日:2022年8月8日更新 印刷ページ表示

野生イノシシには十分注意が必要です

近年、市内においてイノシシの個体数が増加するとともに生息域が拡大しており、集落周辺にも出没しています。

イノシシの特徴

春から初夏にかけて平均4、5頭のウリ坊と呼ばれる子どもを出産し、生後1年ほどは母イノシシと行動を共にします。成体になると体長は1から2メートル、体重は100キロ以上にもなります。
性格は非常に神経質で警戒心が強く、本来は昼行性ですが、人間を避けて夜間や薄暗い時間帯に活動します。
雑食性で、非常に優れた学習能力や記憶力を持っているイノシシは、一度侵入した水田や畑に繰り返し出没するようになるため、最初の侵入を防ぐことが最も大切となります。

イノシシをなるべく近づかせないために

イノシシは姿を隠すことのできるヤブを好みます。民家や農地周辺の放置竹林等のヤブ地は、イノシシの隠れ家となるので適切に刈り払いを行うことが必要です。

イノシシに出会ってしまったら

・イノシシは基本的には神経質で臆病な動物ですので、こちらからは何もせず放っておいてください。ほとんどの場合は何もせず去っていきます。
・万が一近づいてきても慌てずにゆっくりと後ずさりしてください。急に動くとイノシシも驚き思いもよらない事故につながる可能性があります。
・投石や棒などでイノシシを挑発すると、逆上して向かってくることがあります。たてがみを逆立て、「シュー」、「カッカッカッ」、「クチャクチャ」など威嚇音を発している場合には特に注意が必要です。
・ウリ坊は可愛く見えますが、その近くには必ず母イノシシがいるため、絶対に近づかないでください。

集落・民家近くでイノシシを見かけたら、南信州地域振興局林務課(0265-53-0423)までお知らせください。

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