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第16回飯田市地域史研究集会を開催しました
第16回飯田市地域史研究集会
8月25日(土曜日)、26日(日曜日)に第16回飯田市地域史研究集会を飯田勤労者福祉センターで開催しました。
今回は「山里社会の歴史と暮らし」をテーマに、研究報告及び対談が行われました。来場者は約150名(2日間)で、市外や県外からもご参加いただきました。
テーマ「山里社会の歴史とくらし」
近世以来、飯田・下伊那の山里社会がどんな特徴を持ったのか、どのような歴史を歩んできたのかについて、近隣の平野部に広がる農業村落や都市との関係にも着目しながら考えました。
第1部「山里社会 ―近世から近代へ―」では、近世から近代の山里社会に関する3本の研究報告と、それぞれへのコメントを用意し、議論を行いました。
また、第2部「山里に向きあう」では、飯田市南信濃・木沢と阿智村清内路の2つの山里に焦点を合わせ、4本の報告を用意し、その歴史と現在を考えました。
2日間にわたり、近世~現代の山里の具体的な歴史を踏まえながら、未来をどう見通すのかなどをめぐって、活発な意見交換が行われました。
第2部の前には、「にこにこフレンズ」のみなさんが二胡を演奏し、会場を盛り上げていただきました。
今回の成果は2019年度刊行の年報にまとめる予定です。