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『史料で読む飯田・下伊那の歴史2 川路のあゆみ -近世から近代へ-』を刊行しました
飯田市歴史研究所刊行物のご紹介
『史料で読む飯田・下伊那の歴史2 川路のあゆみ -近世から近代へ-』
歴史研究所では近年、旧川路村役場文書(川路支所文書)を中心に、川路地区に残る史料群の調査・研究に取り組んできました。この本は、その成果を紹介するものです。
川路の歴史を特徴づける12のテーマを選び、各テーマの冒頭に基本となる史料の写真を示し、その文字の解読(釈文)、音読するための読み下し、現代語訳、むずかしい言葉の意味などを順に掲載しています。そのうえで、そのテーマや基本史料を深く理解するための解説を記しています。川路には、すでに『川路村誌』(1988年)があります。今回の本では、それをさらに発展させることも目指しています。
最新の調査・研究成果をぜひお楽しみください。
【12のテーマ】
- 親田村の山と下川路村
- 天竜川をめぐる村々の争い
- 盗みと博奕
- 正月の門付芸「春田打ち」の再興
- 明治20年代の地図調製
- 「育蚕品評会」にみる村の協同と自治
- 名勝天龍峡と「日本新八景」選定
- 蚕糸業組合法の制定と川路
- 川路村分村移民村民大会
- 軍事郵便が伝えた戦争
- 川路村青年団
- 豊川海軍工廠天竜峡分工場
飯田市歴史研究所 編集/発行
2021年2月刊行
B5判 83頁
定価 900円
お問い合わせ・ご購入方法
上記刊行物は、平安堂 飯田店にてお買い求めいただけます。
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