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聞き取り入門講座、戦後の写真展を開催しました(飯田市歴史研究所)

ページID:0140418 更新日:2026年6月1日更新 印刷ページ表示

飯田市歴史研究所では設立以来、聞き書き(オーラルヒストリー)に力を入れてきました。満州移民を考える会や歴史研究所の近現代史ゼミなどとも連携して、地域の歴史や暮らしの記憶を記録しています。この度、地域で聞き取りの担い手(聞き手)を育成するため、飯田市歴史研究所としては初の試みとなる、聞き取り入門講座を2026年2月~ 3 月に開催しました。講座は、聞き取りの基礎を学ぶ講座編と、実践編「戦後の飯田写真展」に分けて実施し、多くの方にご参加いただきました。

聞き取り入門講座(講座編)

聞き取り入門講座

【日時】2026年2月21日 13時〜15時30分

【会場】飯田市美術博物館 講堂

【講師】安岡 健一さん(大阪大学/歴史研究所顧問研究員)

 聞き取りに関心がある方を対象に、実際に初めて取り組んでみるための具体的な方法を学べる聞き取り入門講座を開催しました。講師の安岡健一さん(大阪大学/歴史研究所顧問研究員)からは、問いの立て方や内容、聞き取り時のポイント、資料として保存するための説明書や同意書など、聞き取りによって地域の歴史を残していく際に意識しておくべきことについてお話しがありました。当日は、既に様々な形で聞き取り活動を行っている方も参加され、質疑応答では資料の保存のことなど活発な意見交換ができました。

聞き取り入門講座(実践編)
「戦後の飯田写真展」

戦後の飯田写真展

【日時】2026年3月6日〜3月8日 11時〜16時30分

【会場】ほっ湯アップル 会議室

 聞き取り入門講座の実践編として、写真展と組み合わせた聞き取りイベントを開催しました。来場者に写真から想起される当時の思い出を聞き取る試みです。歴史研究所の所蔵史料のほか、雑誌『家の光』の史料も利用し、昭和 30年代から 50年代頃の農村や飯田の風景を写した写真を展示しました。戦後の農村風景というテーマで内容は多岐にわたりましたが、いずれの展示も様々な反応をいただき、来場者が写真を見て思い出を語り合う賑やかな会場となりました。3日間で延べ 198人と、多くの方にご来場いただきました。
 会場の一角には 2箇所の聞き取りブースを設け、講座受講者のうちの希望者と歴史研究所の研究員、ボランティアで参加した大阪大学学生が聞き手となり、3日間で 16人の方に聞き取りを行いました。三六災害の記憶や家の仕事の思い出(稲作、林業、エノキ栽培など)、幼少期に見たまちなみの様子など、短時間でしたが貴重なお話しを数多く記録できました。
 戦後の地域の歴史も、記憶から失われつつあります。写真や聞き取りという形で記録を残し、保存していく試みを今後も続けていきたいと思います。

水引作り 水引作り 箕瀬町(昭和52年頃)

松尾小学校 松尾小学校(昭和34年頃)

関連ファイル

聞き取り入門講座 チラシ (PDFファイル/1.71MB)

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