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『飯田・下伊那地域史料現状記録調査報告書』1~3

ページID:0005731 更新日:2024年3月27日更新 印刷ページ表示

地域史料の調査研究の成果を調査報告書にまとめました。

飯田・下伊那地域史料現状記録調査報告書3 『松下祐輔氏所蔵不二道等関係文書』

  松下祐輔氏所蔵 不二道等関係文書 表紙

 松下祐輔氏所蔵文書は、飯田池田町(現通り町2丁目)で味噌醤油を商った吉本屋松下家に伝わる文書です。松下家の祖に、江戸時代末期の民間信仰不二道の指導者松下千代(1799~1872)がおり、不二道に関する文書が多数含まれています。量も質も豊富な一級史料群です。本書では、現状記録調査による文書の伝来状況や史料一点一点の内容を報告しています。

 また、史料紹介「松下家文書で読む不二道・松下家」を掲載しています。松下家文書を30年に渡り調査された宮崎ふみ子氏(恵泉女学園大学名誉教授)ら執筆陣により、伊那谷に不二道が伝わった経緯、松下千代の活躍、明治期に不二道が実行教、実行会になるまでを、史料を用いて解説しています。不二道研究の最先端を行く充実した内容です。さらに、伊原五郎兵衛の明治期の書簡や醸造業組合の文書など、戦前期の飯田商工業を知る上で貴重な史料も紹介しています。ぜひ多くの方にお読みいただければと思います。

A4判 276頁
定価 3,100円
2024年2月発行

『飯田・下伊那地域史料現状記録調査報告書2 松川町生田部奈 部奈一朗氏所蔵文書』

『飯田・下伊那地域史料現状記録調査報告書2 松川町生田部奈 部奈一朗氏所蔵文書』

 正保3(1646)年ごろには部奈村(現下伊那郡松川町生田部奈)に居住していたといわれる部奈家に所蔵されていた膨大な歴史資料の調査報告書です。代々庄屋を勤めた部奈家には旧部奈村、旧生田村の行政史料、家の経営史料、私費を投じて行なった用水の開さく、天竜川架橋の史料、旧飯田町の町人、他村との交流に関する史料等が所蔵されていました。
 約13,000点に及ぶ史料の記録を中心に、解説、史料紹介、関連文献の目録、建造物の解説も収録します。

A4判 390頁
定価 2000円
2011年3月発行

『飯田・下伊那地域史料現状記録調査報告書1 飯田市松尾新井 森本家(大森本)文書』

『飯田・下伊那地域史料現状記録調査報告書1 飯田市松尾新井 森本家(大森本)文書』

 江戸時代から昭和にかけて松尾村で活躍した豪農、森本家に伝えられた膨大な歴史資料の調査報告書です。松尾地域だけでなく、広く飯田・下伊那の歴史を知るうえできわめて貴重な資料です。
 史料全点の記録を中心に、解説、史料紹介、関連文献の目録、建造物の解説も収録します。

A4判 371頁
定価 2000円
2008年3月発行

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