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『飯田・下伊那の歴史と景観』を刊行しました
『飯田・下伊那の歴史と景観』を刊行しました
本書では、飯田市内のみならず下伊那郡部を対象とした伊那谷南部の「歴史と景観」について考えます。
巻頭には、近年、国際的に関心が高まっている「文化的景観」を解説する2本のエッセイを収録し、本論では「台地とまち」、「街道と宿場」、「河川と水運」、「山林と山里」の4つのテーマから、全部で17の地区や場所を取り上げます。
わたしたちの身近な景観は、近年も変化し続けていますが、本書はそれらを歴史的な視点から見つめ直す試みといえます。
【目次】
第1章 台地とまち
飯田(城下町の現在と過去) 松尾八幡(八幡宮と門前) 鼎下茶屋(茶屋と職人の町) 上郷(野底山と段丘の町) 座光寺(段丘から川原にひろがる村)
第2章 街道と宿場
和田・上町(秋葉街道と宿場) 駒場(中馬街道と宿場) 新野(千石平と祭り) 大平(大平街道の盛衰と宿場)
第3章 河川と水運
下久堅(橋と往来) 川路・天龍峡(治水と観光) 御供・温田(山峡の港町) 平岡(番所とダムのある町)
第4章 山林と山里
立石(干柿の里) 𠮷岡(下條氏の築いた城と町) 下栗(日本のチロル) 清内路(榑木と出作りの里)
飯田市教育員会発行/飯田市歴史研究所編集
2019年3月刊行
A5判 208頁 オールカラー
定価 2,000円
お問い合わせ・ご購入方法
上記刊行物は、飯田市歴史研究所のほか、飯田市美術博物館、平安堂飯田店にてお買い求めいただけます。
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飯田市歴史研究所
〒395-0803 長野県飯田市鼎下山538(旧鼎東保育園)
電話:0265-53-4670 Fax:0265-21-1173