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令和7年度「第49回飯田市民大学講座」を開講します
私たちと一緒に学びましょう!
飯⽥市⺠⼤学講座は、地域に縁ある先⼈たち、⼈々の暮らしや文化・芸能、自然などをテーマとして取り上げて郷土を学び、私達の日々の暮らしや生き方がより豊かになるよう考えあう連続講座です。
地域で活躍されている研究者、また実践者の皆さんを講師にお迎えし新しい時代を切り拓く⽅途について共に考えます。
昨年度好評でした受講された皆さんで楽しくお話をする「市民大学講座せっかく交流会」もします。
⼤勢の皆さんのご参加をお待ちしています。
講座受講料・申込方法など
【受講料】 全講座1000円(全講座資料、ファイル代)
※⾼校⽣以下無料
※全講座参加を希望しない場合は、1講座300円
※交流会のみ 100円(お茶代)
【定員】100名(申込先着順)
【申込方法】添付チラシ「申込書」にご記入の上、9月24日(水曜日)までに飯⽥市公⺠館へFax(0265-22-1022)やメール(iccc01@city.iida.nagano.jp)にてご提出ください。
電話での申込受付もできます。定員になるまでは随時申込を受け付けます。
講座内容
第1講 9月30日(火曜日)19時00分~21時00分
下伊那史作成75年の歩み
講師:伊坪 達郎 さん(下伊那史第9巻編纂委員長/飯田市歴史研究所 所長)
下伊那史(歴史)は、昭和26年に始まりました。編纂委員長は市村咸人さんで、2・3・4巻を作成しました。その後5・6巻を宮下操さん、7巻を塩沢正人さんが作成しました。8巻は下伊那教育会歴史委員会現役や卒業生が作成し、本年できた9巻は様々な個所でも研究者が集まり作成しました。
第2講 10月9⽇(木曜日) 19時00分〜21時00分
戦後80年、平和ってなんだろう
~飯田風越高校で風船爆弾を生徒が造っていた調査から、上伊那の登戸研究所調査へ~
講師: 宮下 与兵衛さん(東京都立大学大学院 客員教授)
初任校の飯田風越高校で、戦時中生徒が風船爆弾を造らせられていたことを高校生と調べて明らかにしました。その後上伊那に転勤し、風船爆弾を開発した登戸秘密戦研究所が駒ケ根一帯に疎開して、中学生に缶詰爆弾を作らせていたことを高校生と調べました。伊那谷の学校が戦争に使われたことを通して、平和について考えます。
第3講 10月24日(金曜日) 19時00分〜21時00分
災害対応に必要な「火事場の馬鹿力」を科学する
~福島第一原子力発電所事故対応からの教訓~
講師:吉澤 厚文さん(長岡技術科学大学技術開発センター 客員教授)
もともと「防災」は災いを防ぐという概念ですが、理想ではあるものの妄想にすぎません。しからば、災害にあってしまったとき、「火事場の馬鹿力」が出せるように備えておくためにはどうしたらよいのか。福島第一原子力発電所の事故経験者が実際の事故現場での対応から教訓をまとめます。
第4講 11月9⽇(日曜日) 14時00分〜16時00分
若者たちと飯田のステキと未来を考える
講師:牧野 篤さん(大正大学地域創生学部 教授/東京大学 名誉教授 )
高校生講座に参加した皆さん
飯田市公民館では次代の地域を担う高校生を対象に、地域や自身のあり方などを考える「高校生講座」を実施しています。この講座に参加した若者たちが考える飯田のステキやこれからの未来など、ファシリテーターに牧野篤さんをお迎えし、地域での暮らしや生き方を考えます。
第5講 11月19⽇(水曜日) 19時00分〜21時00分
本のあるひろば みんなの図書館
~飯田市立中央図書館110年の歩み~
講師:瀧本 明子さん(飯田市立中央図書館 館長)
大正4年に飯田町の図書館となった飯田市立中央図書館。市民の皆さんとともに歩んできた110年を振り返り、これからの図書館について一緒に考えることができたらと思います。
本に囲まれながら話を聞いた後、110年のあゆみ展もご覧いただきます。講座のために“夜”開館し、本の貸出しも行います。
【市民大学講座せっかく交流会】
学んだことを共有したり、これから講座で学んでみたいことなどを語りあう交流会を開催します。来年はこの市民大学講座も第50回の節目を迎えます。どんなお話が聞きたいかの話も含めて、皆さんで交流しましょう!市民大学講座に今までご参加頂いた方、興味のある方どなたでもご参加いただけます。
11月22日(土曜日) 10時00分~11時30分
お茶代 100円 ※今回全講座受講された方は無料