竹田扇之助記念国際糸操り人形館の展示替えを行いました
ページID:0123212 印刷用ページを表示する 掲載日:2024年9月8日更新
竹田扇之助記念国際糸操り人形館の展示替えを行いました
『鶴の笛』『百合若』を中心とした喜之助人形
9月6、7日に令和6年度の展示替えを行いました。
今回の展示は『鶴の笛』と『百合若』がメインになっています。
竹田扇之助記念国際糸操り人形館で展示されている多くの作品は竹田喜之助が手がけた作品です。
竹田人形座の世界を堪能ください。
竹田人形座黄金期を支えた人形師・竹田喜之助は1923年岡山県で誕生。
東京大学で航空工学を学んだ後、1950年に糸操り人形の世界に飛び込みます。
喜之助の知識を活かした人形は、造形美と構造的完璧さを併せ持った逸品と称され、国際的にも高く評価されました。
『鶴の笛』は、喜之助が北海道に赴き、何度も鶴を観察して作り上げた作品です。
大きなカラーバックに鶴7体、遠見の鶴4体、さらに遠くの細かい鶴5体を一つの画面に並べた、美しさの光る展示となっています。
『百合若』は、こどもの日の特番として、1974年にNHKで放送されました。
これまでも展示する機会はありましたが、今回は、主たる登場人物9体をまとめて展示しています。
『鶴の笛』と『百合若』以外にも展示を行っております。
多くの皆さんのご来館を、心よりお待ちしております。