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果樹カメムシ類(チャバネアオカメムシ)の防除対策にご協力ください
長野県農業試験場病害虫防除部より果樹カメムシ類(チャバネアオカメムシ)の地区注意報が発令されています。
これによると、南信農業試験場で実施している果樹カメムシ類のトラップ調査において、本年5月第4半旬時点で多発年とほぼ同程度の頭数(チャバネアオカメムシ)が捕獲されていることから、今後、南信地域においてカメムシ類が多発生する恐れがあるとのことです。
農家の皆さまには、下記の防除対策につきましてご協力をお願いします。
防除対策
- 防除間隔が開きすぎないよう注意し、間隔が開く場合は追加の防除も検討してください。
- 防除前に薬剤の使用基準を確認し、カメムシ類に登録のある薬剤を使用してください。薬剤による防除については「長野県農作物病害虫雑草防除基準」を参考にしてください。
長野県農作物病害虫雑草防除基準(外部リンク) - カメムシ類は、フェロモンによって集合する性質があります。このため、定期的に園内を観察し、果樹カメムシ類を発見した場合には、速やかに薬剤散布を行ってください。
- 今後、秋口まで継続的に果樹園へ飛来し、幼果・成熟果を加害するおそれがあるので注意してください。
- 気温の高い日が2~3日続くとカメムシ類の移動が活発になる傾向があるので、今後の気象情報・発生予察情報に注意してください。