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農作業中の熱中症対策について
農作業中の熱中症によって救急搬送された人数は、令和7年度の夏季(5〜9月)において、2,226人と増加しています。
農業従事者の中には、熱中症の具体的な症状が分からず、自ら認識しないうちに熱中症にかかっている方が多くいます。
熱中症を未然に防ぐため、下記の対策を重点的に行いましょう。
農作業中に気をつけること
日中の気温の高い時間帯を外して作業を行いましょう
- 高温時の作業は極力避け、日陰や風通しのよい場所で作業しましょう。
作業前・作業中の水分補給、こまめな休憩をとりましょう
- のどが渇いていなくても、20分おきに休憩し、毎回コップ1~2杯以上を目安に水分補給をしましょう。
- 電解質を含む飲み物や、塩飴・タブレットから塩分補給をしましょう。
- 休憩時は、日陰等の涼しい場所で休憩し、作業着を脱ぎ、手足を露出して体温を下げましょう。
熱中症対策アイテムを活用しましょう
- 屋外では、帽子、吸汗速乾性素材の衣服、屋内では送風機やスポットクーラーなどを活用しましょう。
詳しくは、農林水産省のHP「熱中症対策アイテムのご紹介」(外部リンク)をご覧ください。
単独作業を避けましょう
- 作業はなるべく2人以上で行い、時間を決めて水分・塩分補給の声かけを行うなど、定期的に異常がないか確認し合うようにしましょう。
高温多湿の環境を避けましょう
- 暑さ指数(WBGT)計、温度計、湿度計で作業環境を確認しましょう。
- 作業場所には、日よけを設ける等できるだけ日陰で作業をするようにしましょう。
- 特にビニールハウス等の施設内は風通しが悪く、早い時期、早い時間から暑さ指数が高くなるため、風通しを良くしたり、断熱材を活用しましょう。
熱中症が疑われる場合について
少しでもおかしいと思ったら、無理をせずに休むことが重要です。


暑い環境で体調不良の症状がみられたら、すぐに作業を中断しましょう
- 熱中症には特徴的な症状がなく、「暑い環境での体調不良」は全て熱中症の可能性があります。
- 体調不良の症状があれば、すぐに作業を中断しましょう。
応急処置を行いましょう
- 涼しい環境へ避難しましょう。
- 服をゆるめて風通しをよくしましょう。
- 水をかけたり、扇いだりして体を冷やしましょう。
- 水分・塩分を補給しましょう。
躊躇しないで、救急車を呼び病院で手当を受けましょう
意識がない場合、自力で水が飲めない場合、応急処置を行っても症状が改善しない場合は、すぐに救急車を呼び医療機関で診察を受けるようにしてください。
夏の熱中症等対策声かけ期間について
農作業中の熱中症死亡事故の多くは1人作業で発生しています。
大切な人の命を守るため、家族や地域で声をかけあいましょう!
キャッチフレーズ:いのちをうばう、夏のひとり作業
期間:7月1日〜9月30日
職場における熱中症対策の強化について
熱中症のおそれがある作業者を早期に見つけ、その状況に応じ、迅速かつ適切に対処し、重篤化による死亡災害を防止するため、労働安全衛生規則(省令)が令和7年6月1日に改正されました。
これにより、労働者を雇用する農業者や農業法人を含むすべての事業者は、熱中症があった際に対応ができるよう、「早期発見のための体制整備」、「重篤化を防止するための措置の実施手順の作成」を行い、その内容を「関係作業者に周知する」ように義務づけられています。
詳しくは、厚生労働省のHP「職場における熱中症予防情報」(外部リンク)、リーフレット「職場における熱中症対策の強化について」 (PDFファイル/1.48MB)をご覧ください。
※今回の改正に伴い、労働者を雇用する農業者や農業法人の皆様が有効に熱中症対策に取り組めるよう、農林水産省において「熱中症」対応フロー(張り紙)のひな型を作成しています。必要事項を記載し、事務所内に掲示するなどご活用ください。
(別紙)張り紙:「熱中症」対応フロー(様式) (PDFファイル/292KB)

