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凍霜害対策にご理解をお願いします
市民の皆さんへ
「凍霜害」とは、春季の降霜が果樹の新芽や花を枯らし、果実の生育に悪影響を及ぼす農作物の被害のことです。
凍霜害を未然に防ぐため、果樹園で燃焼資材を燃やして対策をとることがあります。これは燃焼により気流を生み出すことで温度低下を防ぎ、大切な果実を守るために行っているものです。
燃焼資材を燃やすことで、多少の黒煙が発生する場合がありますが、果実を守るための対策として行っているので、ご理解をお願いします。

農業者の皆さんへ
近年、凍霜害の発生リスクが高まっている中、生産現場には基本的な被害防止、軽減に向けた対策を確実に実施していくことが重要となります。
長野県が作成した凍霜害パンフレット(長野県農政部)(外部リンク)を参考にしていただき、凍霜害の発生防止に努めましょう。
補足
燃焼法による凍霜害対策を行う方は、必ず最寄りの消防署へ連絡をしてから行うようにし、火災発生防止に努めてください。
また、凍霜害対策では、防霜ファンの設置が有効です。防霜ファンの設置には、条件がありますが、国の果樹経営支援対策事業が活用できる場合もあります。
活用が可能かどうかは、生産団体にご確認ください。