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飯田市森林整備計画を変更しました
飯田市の民有林施業等の指針を定め、適切な森林整備を推進することを目的としています。
経過
飯田市森林整備計画は、飯田市の森林・林業施策の方向や森林所有者等が行う伐採・造林・間伐などの民有林施業の指針などを定めた10年間の計画です。
森林法に基づき、長野県が策定する伊那谷地域森林計画に合わせて5年ごとに見直し、策定を行っており、平成30年3月に、平成30年4月1日から10年間の計画期間で策定されました。
このたび、長野県が策定する伊那谷地域森林計画書が変更されたため、令和4年4月1日付で、飯田市森林整備変更計画を策定しました。
計画の概要
- 飯田市の総面積は、65,866haです。その内、森林面積は55,597haで、総面積の84%を占めています。森林面積の内、民有林の面積は40,361haです。 民有林の内、40%、16,436haが人工林となります。
- 森林の持つ多面的機能を総合的かつ高度に発揮させるため、産業振興を図りながら、重視すべき機能に応じた森林施業を行います。特に人工林については、健全な森林資源の維持増進のため間伐・搬出間伐を推進し、また、木材生産可能な成熟した人工林は、保育主体の森林施業から更新伐等の主伐への転換を推進し、木質資源の持続的活用に結び付けます。
- 人工林を健全な状態で維持していくためには、間伐は必要不可欠な作業です。飯田市では民有林で目標間伐面積を10年間で3,000haに設定しました。うち、搬出を伴う間伐は面積で1,100ha、搬出材積で60,000m3を目標とします。
- 平成31年4月に施行された森林経営管理法に基づき、森林経営管理制度の活用に関する事項が追加されました。
詳しくは関連ファイル「飯田市森林整備計画書(R4.4.1~)」をご覧ください。
関連ファイル