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「飯田下伊那の少年たちの満州日記」(改訂版)
『飯田下伊那の少年たちの満州日記』(改訂版)
※こちらは完売しております。飯田市歴史研究所や飯田市立図書館で閲覧できます。
この冊子は、飯田下伊那の2人の青少年、松島格次と江塚栄司の日記を翻刻したものです。
松島格次は満蒙開拓青少年義勇軍として義勇軍内原訓練所へ入所した日から約10か月にわたって満州の一面坡(イイメンパ)訓練所での生活等、日々の出来事や思いを綴っています。義勇軍としての誇りと自覚を持った少年の眼から見た記録です。江塚栄司の日記は、松尾青年学校在学中に満州の長野県報国農場へ夏季40日間勤労奉仕隊として赴いた時のもので、満州農業についての講義録と日々の出来事を綴った日記部分からなり、満州農業の実態を知る上でも貴重な史料です。
2019年10月に発行した初版本の内容に、脚注の増設のほか、義勇軍日記のタイトルを「魂」とした由来について「解題」での考察等を加筆し改訂版として発行したものです。
B5判 119頁
定価 300円
2020年6月刊行
飯田市歴史研究所 編集・発行
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飯田市歴史研究所
電話0265‐53‐4670
※こちらは完売しております。飯田市歴史研究所や飯田市立図書館で閲覧できます。