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【開催報告】第3回「起業どうしようかなクラブ」
共生・協働推進課では、男女共同参画推進事業や、公益型ビジネス(社会課題解決型ビジネス)支援等を行っています。
先日開催した「第3回起業どうしようかなクラブ」での話題を通して、当課の起業支援の特徴をお伝えします。
◎開催日時:令和5年9月26日(火曜日)10時00分~12時00分
◎場所:ムトスぷらざ2階 多目的ホール
◎参加者:飯田下伊那在住の女性13人
◎ファシリテーター:男女共同参画推進コーディネーター 田辺
【起業の種類:ウサギ型とカメ型】
上図のうさぎのように、89°や60°で急成長を目指す起業家もいれば、5°や1°のカメのように、ゆっくりと時間をかけて歩む起業家もいます。
前者を、「うさぎ型起業」とすると、「スピード勝負。巨額の初期投資が必要。」というビジネスです。
例えば、アプリのビジネスのように、事業が成功すればその会社は大きな利益を得られますが、IT化のため雇用者数は抑制され、利益追求が優先されがちです。
資金提供側からみると、資金回収が速い事業の方が有利です。
一方、後者を「カメ型起業」とすると、「ゆっくりやりたい。事業は小さいままでいい。借金はしたくない。」というスタイルであり、特に女性の起業家に多く見受けられます。
【カメ型起業の特徴】
共生・協働推進課が、昨年度実施した「女性のための就業・起業セミナー」では、家事育児を優先させながら、空いた時間で、自分の特技を活かしたり、生活の中で感じた課題を事業で解決したい、と希望する女性からの申し込みが多く、定員を上回る反響がありました。
カメ型起業に特徴的なのは、地域や生活ニーズに密着した「小商い」。景気に影響されない、身の丈サイズの起業は、地域に暮らす喜びや人とのつながりを育むため、地域の持続性にも貢献すると考えます。
カメ型起業は、事業の立ち上げから投資回収までに時間がかかるため、民間支援機関の参入が難しいものの、家事育児や介護等と両立させた多様な働き方を創り出すため、当課で支援を始めています。
第3回の詳細は、信濃毎日新聞デジタル版と南信州新聞社ウェブでも閲覧いただけます。
起業を考える女性が交流 飯田市、女性活躍を推進へ 養成講座も開く予定|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト(外部リンク)
飯田市 起業に関する交流と学びを 女性向け「どうしようかなクラブ」(外部リンク)
【次回お知らせ】
次回の第4回は、10/26(火曜日)10時00分-12時00分@ムトスぷらざ2Fで開催予定です(事前予約が必要です)。
起業家の孤独や不安を解消し、「悩みが相談できる仲間が欲しい」という要望に応えるため、起業どうしようかなクラブ(通称:きどクラ)を開催しています。
【女性起業家養成講座のお知らせ】
11月~3月に、女性起業家養成講座も予定しています。(詳細は後日)