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ムトス飯田協定
ムトス飯田協定
「ムトス」とは?
「ムトス」とは、飯田市のまちづくりの合言葉です。
広辞苑などに載っている言葉「むとす」を引用したもので、「…しようとする」という意味が込められており、行動への意志や意欲を表す言葉です。
飯田市では、昭和57年3月に市が作成した「10万都市構想」において、理想とする都市像の実現に向けての行動理念・合言葉として「ムトス」を使用しました。
平成19年4月1日施行の飯田市自治基本条例にも、まちづくりに進んで参加するムトスの精神について謳われており、「ムトス」を地域づくりの合言葉にし、私たち一人ひとりの心の中にある、「愛する地域を想い、自分ができることからやってみよう」という自発的な意志や意欲、具体的な行動による地域づくりをめざした言葉です。
ムトス飯田協定
ムトス飯田事業は、昭和60年から始まり、平成26年に30周年の節目において、市民活動への新たな視点を盛り込んだ支援策として、「ムトス飯田協定」を新設しました。
協定の目的
公益性が高い事業を実施する方々に対し、ムトスの精神を称え、さらに実りの多い事業に発展するよう、市もパートナーとして協働することを目的とします。
対象事業の基準
協定の締結の基準は、以下のように、対象事業の地域貢献度や公益性が高く、ムトスの精神が育まれ、実り多いまちづくり事業であることです。
- 市民に良好な影響を与え、協働や連携が進展する事業
- 持続可能な地域づくりへの献身的な対応および社会貢献が認められる事業
- ムトスの精神に沿い、自ら前向きな意志と行動力を多分に発揮している事業
協定の効力
協定の効力は、締結時からこの事業が終了するまでです。協定を締結したことにより、事業の波及効果がパワーアップすることと、行政と市民企業団体等との協働連携が推進することを期待します。
協定締結において市は専ら精神的な後押しの役割を担い、地域づくりの歴史に底流するムトス精神の醸成を応援し、市民益の向上を目指します。
※飯田市の共催及び後援の実施に関する手続きは従来通りであり、この協定とは関係しません。
協定(実施の指針)の対象
平成26年11月5日以後に実施される事業より
協定締結 第1号 ライオンズクラブ国際協会334-E地区の公益活動
事業名
地域や学校と連携した青少年健全育成、健康福祉、環境保全に関する活動
協定締結日時
平成26年11月19日(水曜日)午前の記者会見において(会場:飯田市役所市長公室)