令和7年度第4回ピースゼミ「戦後80年 満蒙開拓の歴史を学ぶ」を行いました
ページID:0132072 印刷用ページを表示する 掲載日:2025年8月22日更新
令和7年度第4回ピースゼミを行いました。
8月11日(月曜日・山の日)午後1時から中学生、高校生、若者などを対象に平和・人権・多文化学習を通して平和を次世代に語り継ぐことを目的に学習会を行いました。
講座内容及び講座の様子
- 満蒙開拓平和記念館の三沢事務局長の講話をお聞きしました。その後、ピースゼミの有志のみなさんが記念館の展示ガイドを参加者に対し行い、続いてワークショップとグループワークを行いました。グループワークのテーマ「満蒙開拓を漢字一字にするとどんな漢字か。なぜそれを選んだか」について、グループごと話し合い、最後に発表を行いました。
- 記念館の展示ガイドは高校生のほか、今年は新たに小中学生もガイドを務めました。
- 当日は飯田風越高校1人、下伊那農業高校1人、松川高校5人、阿智高校1人、飯田東中学校1人、竜峡中学校1人、高陵中学校1名、川路小学校1人 合計12人が参加しました。
- その他に飯田短期大学や阿智高校の先生のほか、ピースゼミのOBも参加しました。
- グループワークでは一般の来場者の方も交え意見交換を行いました。
今回のピースゼミで印象に残ったことは
- 満蒙開拓によって多くの方々が犠牲になったことが心に残った。
- 長野県から最も多くの人々が満蒙へ渡ったことを知り、地域とのつながりを強く感じた。
- 自分たちと同じ年代の若者が義勇軍として満州に渡っていたことに驚いた。
今回の経験から、知りたい・誰かに話したい・学びたいと思ったことは
- 満蒙開拓という言葉は知っていたものの、その悲惨さを実感できたのは初めてであり、知らない人々にも伝えるために、私たちが学んだことを発信したいと思った。
- 当時の満蒙開拓を知る方の思いや現在の視点をもっと調べてみたいと思った。
などの意見が参加者から挙がりました。
次回のピースゼミは9月27日(土)に行う予定です。詳細が決まりましたらお知らせしますので、ぜひご参加ください。