鉛製給水管の布設替え
ページID:0071621 印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月1日更新
鉛製給水管とは
鉛製給水管は内側にさびが発生せず、可とう性、柔軟性に富み加工・修繕が容易である特性のため、昭和の頃に給水装置で使われていました。
平成に入り鉛の溶出が問題視され、鉛の水質基準が改定され厳しくなってきたことや管が破裂しやすいため、漏水の原因になっていることから、現在では使用を認めていません。
鉛製給水管の布設替え状況
飯田市では鉛製給水管布設替事業として、平成19(2007)年度から鉛管の解消に取り組み、令和6(2024)年度までに約25,800栓を解消しました。
残り約4,500栓については、令和8(2026)年度を目途に全栓解消に向け取り組んでいます。
鉛製給水管が残っているお客様へ
水道局では水質基準を満たしている安全な水道水をお届けしており、ご家庭で鉛製給水管が使われていても日常的な水道水の使用には問題ありません。
ただし、旅行等で数日間水を使用しなかった場合には、管内に溜まった水の鉛の濃度が高くなることがありますので、最初の約10リットル(バケツ1杯分程度)の水は、飲用以外(トイレや洗濯など)でご使用いただくことをお勧めします。
鉛製給水管が使われているか、わからないのですが
平成4(1992)年以前に水道を引き込みされた場合や、平成19(2007)年度以降に鉛製給水管布設替工事をしていない場合などは、鉛管が使われている可能性があります。
飯田市指定給水装置工事事業者 (PDFファイル/52KB)に相談するか、メーターボックス内を確認してください。
※ 鉛管使用についてご心配でしたら、お気軽に水道課までお問い合わせください。