水道水をつくるためには
ページID:0063249 印刷用ページを表示する 掲載日:2024年2月28日更新
浄水場では、お客様が安心して飲むことができるよう水処理を行っています。
飯田市では、次の3つの方式にて浄水処理をしています。
急速ろ過方式
薬品により原水の砂や泥を凝集沈殿させた後、1日に120~150mという速さで砂の層を通しろ過し、塩素消毒を行う方式です。原水が急に濁った場合でも対応ができ、施設の面積を少なくすることができます。
妙琴浄水場などがこの方式です。
緩速ろ過方式
原水をそのまま1日4~5mというゆっくりとした速さで砂の層を通しろ過した後、塩素消毒を行う方式です。原水がきれいで水質が安定し、施設の面積を確保する必要があります。
砂払浄水場などがこの方式です。
膜ろ過方式
網で水をこすのと同じ原理で、原水に圧力をかけて細かい膜の穴を通しろ過する方式です。機械や電子機器を多用するため専門的な保守が必要になりますが、小スペース水処理ができ不純物の除去に優れています。
程野浄水場などがこの方式です。
浄水方法の違い