飯田市ウォーターPPP事業の実施方針について
ウォーターPPPとは
ウォーターPPPとは、コンセッション方式(レベル4)と管理・更新一体マネジメント方式(レベル3.5)を総称したものであり、従来別々に委託していた業務の一体化や長期契約により民間のノウハウ・創意工夫の有効な活用を期待できる官民連携(PPP/PFI)の手法の一つです。
実施方針
飯田市ウォーターPPP事業の実施方針は以下の通りとします。
事業名称
飯田市下水道処理施設包括的維持管理業務委託
事業開始日及び事業実施期間
令和9年4月1日から10年間
対象処理区
以下の4処理区を対象とします。
- 公共下水道事業:飯田処理区、川路処理区
- 特定環境保全公共下水道:竜丘処理区、和田処理区
なお、農業集落排水事業及び小規模集合排水処理事業は対象外とします。
事業方式
管理・更新一体マネジメント方式(レベル3.5)更新支援型
対象施設
対象処理区における各浄化センター
(松尾浄化管理センター、川路浄化センター、竜丘浄化センター、和田浄化センター)
なお、管路施設については対象外とします。
業務範囲
統括管理業務、運転維持管理業務および計画策定業務(各浄化センター)
運転維持管理業務の内容
各浄化センターに関する以下業務を予定しています。詳細については、公募資料等の公表時に提示します。
- 運転業務
- 保守点検・整備業務
- 水質・汚泥試験業務
- 環境計測業務
- 環境整備業務
- 修繕業務
- 物品等の調達及び管理業務
- 緊急時の対応
- その他業務
計画策定業務の内容
各浄化センターに関する以下業務を予定しています。詳細については、公募資料等の公表時に提示します。
- ストックマネジメント全体計画見直し業務
- 第3期、第4期ストックマネジメント計画策定業務
プロフィットシェア
制度の適用を想定していますが、詳細は公募資料等の公表時に提示します。
受託者形態
単独企業、JV、SPC、公社等の形態は問いません。
受託者に求める要件については、公募資料等の公表時に提示します。
今後の予定
令和7年 7月 要求水準書(案)、公募型プロポーザル実施要領(案)の公表、説明会・現場見学会の実施
令和7年11月 公募資料等の公表
令和8年 1月 参加申込書の受付・参加資格の確認
令和8年 5月 提案書提出受付
令和8年 6月 プレゼンテーションの実施
令和8年 8月 優先交渉権者の決定
令和8年10月 事業契約の締結
令和8年11月 事業引継開始
注意事項
本方針は、令和7年3月現在の想定であり、今後予告なく変更される可能性があります。また、上記に記載されている方針の詳細や記載のない事項については、今後の飯田市における検討や、官民対話によって決定していくことを想定しています。