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ラウンドアバウトとは?

ページID:0120529 更新日:2024年10月2日更新 印刷ページ表示

 東和町ラウンドアバウト(長野県飯田市)       ラウンドアバウトの構造
 🔺東和町ラウンドアバウト(長野県飯田市)


 ラウンドアバウトは、交差点の中央に円形地帯(中央島)が設けられた円形平面交差点の一種です。車両はこの中央島に沿った環状の道路(環道)を一方向に通行し、行き先の道路に流出します。環道を走行する車両に優先権があることが最大の特徴であり、環道の交通流は信号機や一時停止などにより、中断されません。
 近年、欧米諸国を中心に、安全でエコな交差点の制御方式として、ラウンドアバウトが積極的に導入され、交通事故の減少などの効果が多数報告されています。
 国内においても、平成26年9月1日施行の改正道路交通法により、「環状交差点」としてラウンドアバウトの運用がスタートしました。現在、その有効性が確認されつつあり、普及に向けてニーズが高まっています。

ラウンドアバウトの導入効果

 ・安全性:速度の抑制による効果、交差ポイントの削減      
     ⇛重大事故を抑制
 ・円滑性:信号による停止の解消、多枝交差点の制御も可能
     ⇛無駄な待ち時間の解消
 ・環境性:無駄な待ち時間の解消、信号制御の電力不要
     ⇛Co2の削減
 ・経済性:信号機の設置費・維持管理費等の削減
 ・自立性:災害時や停電時にも自立(自律)性を発揮
     ⇛災害に強い                   

 安全でエコなラウンドアバウトは、都市空間・道路空間の変化を示すシンボルにもなり、災害などによる信号停止時にも機能するメリットがあります。

ラウンドアバウトの通行方法

 ・車両は徐行して進入してください。歩行者や自転車等に十分注意して進入してください。
 ・環道を走行している車両が優先して走ります。
 ・環道は時計回りの一方通行のため、反対回りや駐車・停車、後退をしてはいけません。
 ・環道から出る際は、直前の出口の側方を通過したとき(交差点に入った直後の出口を出る場合には、その交差点に入ったとき)に左側の方向指示器(ウインカー)を出し、交差点を出るまで継続してください。
 ・自転車に乗って通行する場合も、車両と同様に走行してください。

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